読書素人による本要約

学びを結果に変えるアウトプット大全 【読書素人の要約】

オーディブルを始めて2週間。今まで本を最後まで読むことなんて全然なかったのにこの2週間で3冊読みました。

どれもおもしろいものばかりですが今回も有益な情報をたくさんくれます。

そして僕がブログで本の要約を始めたきっかけをくれた本になります。

ズバリ本は読んでも聴いてもどちらでもいいんです。大事なのはそのあとアウトプットするかしないかで大きな差が生まれます。それがわかっただけでこの本を読む価値があったと確信してます。



著者 樺沢 紫苑

2018年発行

サンクチュアリ出版

サムネイルはAmazonから引用してます。

シリーズ90万部突破!
説明・アイデア・雑談・交渉など……
すべての能力が最大化する。

日本一情報を発信する精神科医が贈る、
脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方


「メルマガ、毎日発行13年」「Facebook、毎日更新8年」
「YouTube、毎日更新5年」「毎日3時間以上の執筆11年」
「年2~3冊の出版、10年連続」「新作セミナー、毎月2回以上9年連続」
……日本一アウトプットしている医師である、ベストセラー作家・樺沢紫苑が
圧倒的に結果が変わる「アウトプット術」を大公開。


< CHAPTER1 アウトプットの基本法則【RULES】>
■アウトプットとは? アウトプットの定義
■アウトプットの基本法則
■アウトプットの6つのメリット 他

< CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】>
伝える/挨拶する/雑談する/質問する
依頼する/断る/プレゼンする
議論する/相談する/ほめる/叱る
説明する/自己紹介する 他

< CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】>
上手な文章を書く/速く文章を書く/文章を構成する
速く入力する/気付きをメモする/ひらめく
ノートをとる/構想をまとめる/プレゼンスライドをつくる
引用する/要約する/目標を書く/メールを送る 他

< CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】>
続ける/教える/集中する/チャレンジする
始める/やってみる/楽しむ/決断する/率いる
笑う/泣く「/怒り」をコントロールする
眠る/運動する/危機管理する/時間管理する 他

< CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】>
その1■日記を書く
その2■健康について記録する
その3■読書感想を書く 

引用元:Amazon


オーディブル感想

賢い人間ではないので2回聴いてアウトプットしてやっと定着した気でいるのだが本書は比較的聞きやすい(読みやすい)。アウトプットに関する情報を約80個ほどの小技集としてまとめてあり1つ1つが短くてわかりやすいため普段から本に触れてなくても集中できる良さがある。今回オーディブルのレビューは938の評価があり比較的高い数値。だから選んだというのも正直ある。1回目1.6倍(トータル4時間20分)で聴いて2回目は2倍速(トータル3時間28分)で聴いた。読書素人1回目の夢をかなえるゾウが6時間以上掛かったのでそこから読みやすいこともわかると思う。

筆者が医師ということでデータに基づいた事柄というのも信憑性が高い。

アウトプット大全というタイトルだが内容は非常に濃厚。隅々まで読めば誰でも驚く情報がきっと手に入るのではないだろうか。ビジネス本として社会人は当然のこと、学生が手にしたら同級生に大きな差をつけられること間違いない。子育てに追われる主婦は時間を有効に使い幸せになる方法を見つけられるとんでもない本だと思う。

この本について書くにいたりあらかじめ伝えて伝えて置かなければならないことがある。全てをまとめるのは無理!それほど幅広い。言うなら「あなたのためになる本」「人生が変わる本」と言うふうに極端な言い方になってしまう。

僕が特に驚いたこと、これから実践してみようと思ったことに絞って要約する。

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アウトプットの基本法則

アウトプットの基本法則

まず本書では人が授業を受けたり本を読んで、話を聞く、本を読む、テレビを見ると言う動作のことをインプットと呼ぶ。文章を書く、話す、行動をすると言う動作をアウトプットっと呼びアウトプットなしに成長はないと言うことから話が始まる。

アウトプットをしないと忘れてしまうと言うわけだ。これは誰もが納得できると思う。本を読んでも読んだだけでは意味がない。「どんな本だった?」と聞かれたときに要約したりどの部分が為になったとかしっかり感想を言えなければ読んでないのと同じ。すなわちアウトプットが必要。

インプットとアウトプットの黄金比は3:7

大事なのはアウトプットということを忘れてはならない。

アウトプットの6個のメリットがある

・記憶に残る

・行動が変わる

・現実が変わる

・自己成長する

・楽しい

・圧倒的な結果が出る

2週間に3回使った情報は長期記憶される

逆に2週間に3回

アウトプットしなかったものはどんどん忘れていく。仕事も勉強も同じ。新しい仕事を後輩に教えるとき「昨日教えたよね!?」と怒らずに、とりあえず後輩が2週間に3回アウトプットさせる仕組みを作ることが大事。それでも定着しないときは何か問題がある。

教えると言っても相手が行動に移したのか、ただ自分が一方的に話してるだけなのか?これなら後輩は0アウトプットということになる。説明して後輩がやってみて1アウトプットになる。さらに次にやるのが1ヶ月後だったらまた一から説明しないとできない可能性が高い。2週間で3回のアウトプットで記憶されるということを覚えておくだけで勉強する時も何かを教える時も役に立つ。

ちなみにアウトプットは人に話すのもアウトプットになるので今日読んだ本について誰か3人に伝えれば話した内容は定着するというもの。

意味記憶からエピソード記憶に変換

さらに覚える方法としてエピソード記憶というものがある。

りんごはappleと言うのは関連性が薄く記憶として定着しにくい。このような記憶が意味記憶。一方過去にあった出来事や体験などの物語。ストーリーとして一連の流れに基づく記憶がエピソード記憶。こちらは意味記憶と違い覚えやすく忘れにくい特徴がある。効率的なエピソード記憶に変換する方法は自分の言葉で誰かに説明すること。人に説明できれば定着したと言っていいでしょう。

自己成長につながる最も効果的なアウトプットは「他人に教えること」

成長するためにアウトプットしたら必ずフィードバックが必要

ここでいうフィードバックとは見直し・反省・改善・方向修正・微調整・原因究明。

フィードバックをしないとやりっぱなしになってしまう。本の要約をして誰かに伝えてもそれが間違ってる可能性がある。正しいことをするためにはフィードバックが重要になる。

ノートの書き方

筆者のノートの書き方が興味深く真似してみようと思ったので紹介。ビジネスと趣味で使い分けずに1冊のノートに時系列順に書いていく。この方が見直すときに探しやすいという利点がある。こだわりのノートを選ぶ。自分の力になってくれるノートは好きなものを選びたい。A4を勧めてる。見開きで2ページ使う。めくったりせず全体をすぐに見られるように。そしてそのためには細かく書きすぎない。知ってることをわざわざ書く必要はない。大事なのは2点。

気づきを3つ書く

セミナーでも授業でも話を聞きながら思いつくことがある。その一瞬の気づきが非常に大切。というのもひらめきというのは30秒ほどで忘れてしまうらしい。ひょっとしたら人生が変わるようなアイデア、今までに閃いたことがあったのかもしれない。でも忘れて今日まで生きてきたとしたらもったいない。自分自身の「気づき」は大切だという。

ToDoを3つ書く

気付きがあったら行動に変えよう。今回学んだことから活かせることを書くことでノートの意味が大きく変わる。

実現する目標の書き方

①難易度を頑張れば達成できるくらいのものにする

ちょっと難しいくらいの設定にする。簡単なものは意味がないし、難しすぎたら続かない。

②期限をつける

期限を作ることで初めてやる気が起きる。

③ToDoに落とし込む

具体的に何をするのか決める

④客観的に評価できるようにする

周りの人が見てもわかる、あるいは説明したら評価できるような内容にする

⑤小さな目標に分割する

3ヶ月で5kg痩せるのが大きな目標ならそれを分割。1週間で400g痩せると言った形に変える。そして1週間経った時に達成してなければどうしたらいいか考える。フィードバックがここでも効いてくる。

1日5分ポジティブ日記で幸せに

アウトプットが苦手な人に筆者はポジティブ日記を書くことを勧めている。

毎日、今日あった楽しかったことを3つ書くと言うもの。筆者はこれをするだけで今より幸せになれるとまで断言してる。

ルールは①毎日書くこと②時間制限があるという2点。

最初は箇条書きでいいので今日の出来事を思い出して3つを5分で書く。慣れてきたら文章にして10分で書くようにする。嫌な出来事があった場合そのまま愚痴るように書くとネガティブになってしまうが改善点を付け足せばポジティブ日記になる。「今日上司に怒られた。次回はミスをしないように〜をするようにしよう」と書けば嫌な記憶がいい気付きに変わる。これだけでアウトプットの力が鍛えられて更に今より幸せになれるのならやらないと勿体無い。

知らなかった「為になること」を箇条書きでまとめる

朝一でする最重要の仕事はToDoリストを作ること

1日の流れがわかり、集中力が途切れない。うっかりミスが減り、ワーキングメモリの容量が増える。

やり方が大事。アプリを使わず紙に書く、あるいは印刷する。常に机の見えるところに置いておく。終わったら豪快にペンで消す。

やる気の出し方

とりあえず5分簡単なことからやってみる。脳がやる気を出すのに5分必要。簡単なことから始めるといい。

更に仕事も勉強も楽しむことで脳が活性化する。小さなことでもいいので作業の楽しいことを探すことはとっても大事。

本を読んだら読書感想を書く

一言でもいいのでアウトプットの練習。書く項目は3つだけ。「before」読む前は〜だった。「気付き」読んで〜だと言うことを知った。「ToDo」これからは〜をやってみようと思う。

この程度のことでいい。それにより本を読んだ意味が大きく変わる。

最後に

正直書き切れない。それほど目から鱗の事柄がたくさん書かれていて納得できるものが多い。

本書を読むことで今後の生活を楽しむことができそうで嬉しい限り。人生がワクワクする1冊でした。気になる方はぜひ読んでいただきたい。また僕はオーディブルを使ってます。本を読むのが苦手な人。時間がない方は下の記事も読んでみてください。

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