読書嫌いな僕が１日で読破した書籍「夢をかなえるゾウ」を紹介。

書店やコンビニで表紙を一度は見たことがあるのではないか。

この本、普通の自己啓発本とはちょっと違う。

普段自己啓発に興味はあるけど何にも変われてないという人にぜひ読んでいただきたい。

読書が苦手な人にこそおすすめできる。なぜならば僕自身読書が苦手だから。

著者　水野　敬也

2007年発行

出版社　文響社

サムネイル画像はAmazonから引用してます。

あらすじ

お前なあ、このままやと2000%成功でけへんで。

ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。
なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。
しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?

引用元：Amazon

やることが具体的

「夢をかなえるゾウ」は冴えないサラリーマンの前にある日象のような風貌で関西弁を話す自称神様・ガネーシャが現れるところから物語が始まる。ガネーシャは成功したいならこれから話す課題を必ずやれと言う。

僕自身、自己啓発本は好きだけど精神面を話す内容が多いこのジャンルの中で本書は一味違う。

ガネーシャが出す課題は至ってシンプルなものが多く今から挑戦できるものが圧倒的に多い。

例えば、靴を磨く、トイレ掃除をする、人を褒める、と言った内容ばかり。

そう、実践しやすいところにある。しかも物語は基本ガネーシャと主人公の対話形式で進む。ガネーシャって何？とかガネーシャが言う不思議なところや疑問は全て主人公が読者の代わりにつっこんでくれるので話が入りやすい。

キャラクターの良さ

物語の中でガネーシャは正しい道を教えてくれる存在。

しかし、よくある偉い人が模範的な態度で正論をかざす物語とは違う。

ガネーシャは関西弁を使い、ちょっとガサツなおじさんと言う印象。

自分に対しては甘くてタバコもやめられない。あんみつが大好き。

ただ数々の偉人たちと知り合い、もしくは「ワシが育てたと言う偉人も少なくない。」らしい。

このガネーシャのキャラが素敵で最終的にはちょっと切なさもある。

物語として最後まで気になる

主人公はガネーシャの課題をこなしていく上で必ず、どういうことをしたのかとやってみてどう言う気持ちになったかを教えてくれる。

ガネーシャもただこの課題をしろと言うのではなく過去の偉人たちの逸話に沿って話すため妙に説得力がある。

後半にはガネーシャが透け始めてることに気づいた主人公。

そこからは最後どんな課題が出るのだろうと言う思いと別にガネーシャは最後どうなるのだろうと物語自体にもハマっていく。

読書が苦手な人にはオーディブルがおすすめ

この「夢をかなえるゾウ」だが僕は本を読んでいない。

オーディオサービス「オーディブル」を使った。普段本を読むのが好きな人には書籍で読んでもらって構わないが僕のように読書が苦手だけど話が気になると言う人はぜひオーディブルをおすすめする。

理由は詳しくはこちらでも話している。

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ざっくり説明するとプロのナレーションは非常に聴きやすい。さらにオーディブルは再生速度を細かく設定できるためご自身の聴きやすい速さにしてほしい。僕の場合１.４倍速が丁度聴きやすかった。そしてオーディブルのいいところは残り時間が表示されるとこ。「夢をかなえるゾウ」は１.４倍速なら６時間24分で読み終わる。これがどれだけ凄いことか。

読書嫌いな僕にとっては目から鱗。だって今手にしてる本をあとどれくらいで読み終えるかなんて想像もつかないからだ。読書嫌いの人、全人類が共感してくれると思う。

しかし再生した時点で６時間半後には１冊読み終わることがわかっているのだ。

つまり休日の半日を使えば簡単に読破できる物語ということ。

ちなみにオーディブルはイヤホン推奨。物語がスッと入ってくるので試してほしい。