1か月前に念願のミラーレス一眼カメラを買いまして最初にどのレンズを買うべきか悩みましたがこのレンズを選んで正解でした。その理由と問題点と次に買うアクセサリーについてまとめてみました。
まず大前提として僕は最初のレンズはこれで良かったと思っています。しかし、それと同時にこれだけではとても満足できないこともわかってしまいました。
参考にしてください
・かっこいい写真が撮りたい
・動物、風景、建物の写真
・ポートレート
・思い出を撮りたい
・vlog撮影
・散歩してる景色や街並みを動画にしたい
・シネマティックな動画
XF35mmF1.4Rをおすすめする理由
このレンズの魅力はカメラを買う上で誰もがやってみたかった”ボケ”を簡単にかつ綺麗に表現してくれるところで尚且つ素人にも操れるように撮った写真が様になるような感覚を与えてくれるほど解像力の高さを持っています。買ったその日からカメラマンになったような気分にさせてくれる。そんな写真を撮らせてくれるのはこのレンズのおかげで、XF35mmF1.4Rを購入する上での最大のメリットもここにあります。
F1.4の明るさと35mm(フルサイズ換算だと52~53mm)の画角もまた絶妙なサイズです様々なものを撮りやすいレンズとなってます。
そして比較的安くて、それほど重さも大きさも気にならないところもおすすめのポイントです。
そしてこれをおすすめできる人の特徴として写真をメインで撮りたいという方におすすめします。僕自身は購入時写真6割の動画4割くらいの感覚でカメラとレンズを選んだので良かったのですが動画メインならこのレンズはおすすめできません。あくまでも動画も撮れるけどメインはスナップ写真を綺麗に撮れるレンズだと思います。
XF35mmF1.4Rの問題点
約1ヶ月このレンズを使いましてスナップもムービーもたくさん撮りました。そのうえで思うようにできない悩みも生まれました。大半は自分のカメラに対する知識の無さや技術不足ですが他のレンズと比べた時のこのレンズの劣ってる点が少なからずあるようです。
動画を撮る上での最大の弱点はオートフォーカスが機能する際の音がうるさいということです。うるさいというのは静寂の中で際立つという意味で爆音がするわけではありません。しかしVlogやその瞬間の音を撮りたいとなった時、人の声や海の音などといった本来撮りたい音の上にこのAF音が被ってきます。これを動画編集しようとしたときずーっと「ジーコ、ジーコ」鳴ってるのが気になって仕方ない。せっかく作った映像も没頭できないほど気になります。このAF解決の方法は調べたところたくさんの方が苦戦してることがわかりました。
もはやこのXF35mmF1.4Rは美しい表現をするところから神レンズと呼ばれていますがそれと同じくらい音がうるさいということで有名になってるレンズでした。
解決法としてはまず音は別で撮る方法。単純に面倒です。
それから外部マイクを付ける方法。これはいいと思います。実際カメラの内部マイクの音質には限界があります。いい映像を作りたければ音にもこだわるべきだと思っています。僕もいずれ購入すると思いますがカメラの真上に取り付けるタイプにしたところでカメラはAF音を拾ってしまうのではないかと気になる部分はあります。この際ワイヤレスマイクにしてできるだけカメラ本体から離して使った方がいいのではないかと。いずれにしても調べる必要がありますね。
次に、AFのスピードの遅さも一部問題になってるようです。ピントを自動であわせてくれるまでの時間のことです。これは僕が最初のレンズということもあってかそれほど気にしてません。ここに関しては調べる限り平均スピードより遅いことは間違いなさそうですが他のレンズも触ってみないと比較できません。今後2本、3本とレンズが増えていけば比べて遅く感じてくるのかもしれませんが今現在それほど気になりません。
そして最後に防塵防滴ではないという点。これはお値段が比較的やすいのも関係してると思いますがここに関しては”気を付けて取り扱う”これに限ると思います。
XF35mmF1.4Rだけでは満足できない理由
今僕はこのレンズしか持っていないので基本毎日これを持って外に出かけます。毎日何十枚何百枚というたくさんの写真を撮ってますが撮れば撮るほど欲が出ます。あんな写真が撮りたいなというイメージが湧いてきます。
正直この画角のレンズはもうこれだけでいいと思うほどいいものが手に入りました。
しかしもっと広角、望遠レンズというものに興味が湧きました。
はじめはこのレンズを買って、しばらくたったら次に望遠レンズを買おうという流れでした。実際にこのレンズを使ってみるともっと引いた状態から撮りたい。広角レンズも欲しくなりました。これは僕の中では誤算でした。53mmという焦点距離は思った以上にズームアップしてる画角でした。建物や風景を撮るのもそうです。全体を撮りたいと思ったら広角レンズが必要になりますし、散歩してる風景を動画に収めたい場合も画角が狭すぎます。人混みで撮るならなおさらです。最悪目の前の人の背中がずっと映ってる動画のように背景が全く移らなかったりします。
望遠レンズが欲しい理由は空を飛んでる鳥や動物園のように遠くにいる被写体を撮ってみたいというのと奥行きのある写真にもチャレンジしたいというのがあります。
以上のことからまたレンズを買うことになると思ってますがこれは僕に限った話ではないと思います。それなりの写真が撮れたらもっとほかの写真も撮りたくなるものではないでしょうか。そういう意味ではこのXF35mmF1.4Rが簡単に撮れてしまうからこそ僕の欲を掘り起こしてしまったのかもしれません
XF35mmF1.4Rの次に買うレンズ
僕が悩むレンズの第一候補にあるのがXF16-80mmF4 R OIS WRという標準ズームレンズ。まずフルサイズ換算で24~122mmの焦点距離。この幅広いサイズをカバーできるのは魅力です。手振れ補正が効いていて防塵防滴。同じズームレンズの中では比較的軽量化されています。気になるのはF4というのは明るさなどに影響するのかなという点。どうしてもXF35mmF1.4Rと比較してしまうでしょう。あとなによりも、レビューが微妙なところも引っ掛かります。YouTubeを片っ端からチェックしてますがいいという人と悪いという人の差があまりありません。ちなみにXF35mmF1.4Rの動画を調べるとAF音のことや動画には不向きという方も一部いますが、それ以上に写真を褒める方、お気に入りだという人の動画が圧倒的に多いです。今後もチェックすることにします。
もうひとつ候補としてあるのですがこれはレンズでなくカメラを1台買おうか悩んでいます。
DJI POCKET2というジンバルを搭載した小型カメラです。手振れを補正してくれる散歩動画を撮るならこれでもいいのかなと思い現在検討中です。
まとめ
XF35mmF1.4Rはフルサイズ換算53mmという画角のスナップ写真を撮りたいのなら初心者にオススメできるレンズですが目的が動画重視なら考え直してほしいというものでした。最後までご覧いただきありがとうございました。