xf35mmf1.4r単焦点レンズ
僕が最初に選んだレンズはこちら。
普通はキットレンズにあるような標準域のズームレンズを選ぶ人が多いのだろうけど僕はこの単焦点レンズを選んだ。もちろんズームはできないので歩いて画角を探さなきゃいけない。
でも、初心者には大事なことなんじゃないかな。
東京タワーを見て普通に写真を撮る。
しゃがんで撮ったり、ちょっと下がって撮ったりしてかっこいい画角を探す。
それが写真の醍醐味でもあるし。
その点このレンズは抜群の力を発揮してくれる。
単焦点ならではの明るさがありf1.4は素晴らしいの一言。
単焦点だからこそ「ズームができない」のではなく「ズームは気にしなくていい」という考え方。
選択肢が一つ減るから簡単になる。
納得できる写真が撮れるかは別問題だが簡単にボケを作れるのもこのレンズならでは。
フルサイズ換算53mmと言われてる。
僕が使ってるスマートフォンiphone SEが26mmと言われてるので使い勝手は全然違う。
ラーメン屋で頼んだラーメンをスマホで撮影して、カメラでも撮っておこうと思って構えたら超至近距離で椅子にのけぞることは多々ある。本当は立ち上がって撮りたいくらいでもある。しかし、この明るさにこだわって単焦点レンズを1つ選ぶならやっぱりおすすめになる。
11ヶ月持ち歩き色々なところで撮影した。
写真に関しては単純にインスタを見てもらいたい。
単焦点レンズで撮りたいものは大体撮れた。
もう少し全体を撮りたいとか引いて撮りたいという考えなら広角レンズが必要だけど広角レンズは今実際に物件撮影時に使ってるがのっぺりした感じになりがちというか、それはもちろん自分が焦点距離10mmとかいう超広角レンズを使ってるからというのがあるんだけども。
個人的にはxf35mmf1.4rが作る奥行きが好きだ。
僕が使ってるカメラx-s10との相性も抜群だ。
旅行に行くのも、ちょっとしたお散歩もこの組み合わせで大抵のことは楽しめる。
デメリットはなんだろう
xf35mmf1.4rの弱点
神レンズなんて言われてるこのレンズにも弱点はある。しかも極めて大きな問題が。
それは動画を撮る時に現れる。
AF音だ。
全群繰り出しというこのレンズはとにかくオートフォーカスの音がうるさい。
写真の場合は我慢すればいいが動画はそうも言えない。
音声がしっかり入ってしまうのだ。
これなんの音かな?というレベルではない。
誰もが違和感を覚え、聞く人によってはAF音だとはっきりわかってしまうほどだ。
対処法
この音を出さない方法はAFを使わないことで解決できる。
すなわち常にマニュアルで撮影するのだ。
僕は普段vlogを撮影してYouTubeにあげている。
AFをどうしても使いたい時がある。無作為に動く被写体を撮る場合。
人や動物、鳥を撮る時が多い。
その時はマニュアル固定で撮るか、オートフォーカスでどうしても撮りたい時はあとでBGMで上からAF音を消すようにしてる。
環境音を入れたい時は泣く泣く消すか、AFで撮りたい動画を撮った後、MFに変えて音をメインで撮るようにしてる。編集時、音だけ重ねて消すような形だ。
これで大体は対応できる。
まとめ
結局このレンズを買った頃に戻ったとしてもう一度買うかというと
たぶん買うでしょう。
たぶんというのには理由があって今現在僕は望遠レンズが欲しいから。
欲しいレンズももう決まってます。
タムロンの18−300mmこちらが今欲しくて欲しくてたまらない。
タムロンは神レンズがあってこそ欲しくなる一品。
つまりあの頃に戻ってもやはり僕はxf35mmf1.4rを最初に買うだろう。