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パティシエになるまで知らなかったケーキ屋の秘密6選(ケーキ屋あるある)

パティシエとして異なる5つのお店で従事してきました。まわりの人に話すと驚かれるケーキ屋のお話をします。なお、世の中にあるすべてのお店に当てはまるわけではありません。ただ、僕が実際に働いて体験したこと。または同業者の経験談も考慮したうえでのことなので大体のケーキ屋さんに当てはまることだと思います。ケーキ屋さんに対して考えてるお悩みが少しでも解決できたらと思います。

①イチゴは洗わずに使う

僕がケーキ屋に勤めた初日、最初に驚いたこと。ケーキ屋は基本的にイチゴを洗わずに使います。汚れていたらタオルで拭くかもしくはその部分だけ切り落として使います。イチゴをたくさん使うお店では1日に何十パックも使うのでイチイチ洗っていたら大変な時間が掛かってしまいます。

➁その日残ったケーキは翌日も販売する

これは全部ではありません。どんなお店もカスタードを多く使ってるシュークリームは基本的に当日限りの販売です。カスタードは傷みやすいからです。しかし他のケーキは翌日も販売します。何日売るのかは商品にもよります。当日限りの販売を売りにしてるお店もありますがほとんどのケーキ屋さんが2日以上ケーキを販売します。

③開店までの時間はスピード勝負

開店までの時間は1秒を争います。命でも掛かってるのかと思うほど必死になってます。お店に御用の方はこの時間は避けるべきです。

④パティシエはイベント当日より前日の方が忙しかったりする

ケーキ屋が1年で最も忙しい日はクリスマスですが当日忙しいのは販売スタッフであって、パティシエはもちろん当日の朝は忙しいものの前日までの準備の方が大変です。

⑤焼き菓子は冷凍保存することがある

焼き菓子は時間が経てば劣化していきますがお店によっては作りたてを冷凍保存して少量ずつ解凍して販売したりします。脱酸素剤を使って長持ちさせるお店もありますがどちらがいいかは何とも言えません。

⑥鮮やかなケーキは合成着色料で染めてる可能性が高い

個包装されてるお菓子は原材料名に着色料を記載する義務がありますが生菓子はそれがないので意外と合成着色料を使ってたりします。

まとめ

パティシエという職業は自分自身の戦いだったりして労働時間も身体的、精神的な負荷も非常に大きくて大変な仕事です。ケーキ屋が美味しいケーキを提供してることには変わりないので雑学としてシェアしてもらえばと思います。

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