カメラを買った感想を結論から申し上げますとカメラは買ってよかったです。
カメラを始めたいけどなかなかきっかけが難しいですよね。
カメラを買うのに悩む理由
そもそも高価
カメラの種類が多い
後悔したくない
このような理由があると思います。そんな方にカメラを買って1ヶ月の私が
良かったこと、悪かったことをお伝えします。
カメラを買ってよかったこと
キレイな写真が撮れる
当然ですけど綺麗な写真が撮れます。ボケを意図的に作り奥行のある写真を簡単に作成できます。
写真がうまくなる
カメラを手に入れたらたくさんの写真を撮ります。そこで気付くんですけどプロの写真家の作品と比べると劣ってるなと。インスタにあげられてる画像はどうやって撮ってるのだろうと。考えて写真を撮るようになります。構図やライティングを意識するようになり明らかに成長を感じることができます。
前向きになれる
カメラを買ったらいろいろな所へ行き写真が撮りたくなります。写真に残したくなるのです。記念日から何気ない日常までカメラを持ち歩きたくなります。いつもと違うものを撮りたいと思っても常に旅行に行けるわけでもない。そんな中、特別なものを撮りたいと思ったらアイデアと感覚が働くようになります。迷惑にならない程度にカメラ片手に町を歩いていつもと違う角度で自分の住む町を見てみるとおもしろいものが撮れたりします。考え方次第で物事はおもしろくもつまらなくもなる。そういった視点を変えてみる大切さをカメラは気付かせてくれました。雨で憂鬱な日もカメラを持って出歩けば水溜りに反射した光が幻想的に見えたりします。それをまたかっこよく撮ることも物悲しく撮ることもできます。イメージ次第で世の中が変わるのでクリエイターになった気にすらさせてくれます。
カメラのわるいところ
わるいところというよりカメラを始めたことによりもたらす影響がいくつかあります。
初期費用が掛かる
世の中に存在する趣味の中でもカメラって決して安い遊びではありません。最近ではYouTubeの影響もあり10代から始めてる人も多いですが値段は1万円くらいのものから高いものだと100万円を超えたりします。
周辺機器・アクセサリーの”沼”
私はカメラ、レンズ、SDカードという最低限必要なものだけ買って始めたのですが撮りたい写真を撮るためには三脚が必要だったり、NDフィルターというレンズのサングラスや別のレンズが欲しくなったりパソコンまで気に始めるなどと急に物欲が湧いてきます。思い描く写真を撮るためにどれだけ道具を揃えるべきかあるいはどこまでならアイデアでカバーできるのか妥協できるラインはどの辺なのか。カメラ本体の値段をまわりのアクセサリー達が軽く抜き去っていきます。
移動に苦労する
カメラ用品は精密機械。落としたら当然割れるし水に弱いし重いし場所を取る。そしてなにより気付けば自分が貴重品に囲まれてる生活を送ってる。カメラなんて知らない人でも価値があることはわかってますから基本的には外出先でも肌身離さず持ち歩く必要があります。
カフェでテーブルの上にカメラを置いておくというのはむき出しの札束を置いておくのと同じことです。
カメラの選び方
ブログとYouTubeチェックからの現物を触りにお店に行くこと
私はカメラを買おうと思ったらまずネット検索から始めました。ブログとYouTube両方チェックします。行きつく先はYouTubeの初めてのカメラ選びとかに辿り着くのかと思います。様々なチャンネルで各カメラメーカーの説明と一緒に初心者向けのオススメカメラを教えてくれます。ここでのポイントはその動画にかかるバイアスを気を付けて見ないといけないことです。そのチャンネルが主にソニーを使ってる人だったり、キャノンの企業案件だったりなんだったらニコンのメーカーのチャンネルかもしれない。そういうのが悪いという話ではなく、どのような立場の人が発信してる動画なのかを考える必要があるということです。ちなみに私は今回FUJIFILMのカメラを購入したのでこのブログもバイアスが掛かってると考えながら読んでください。
カメラ購入に関しては様々なチャンネルを見ました。なかでも以下の5チャンネルはエンタテインメント性に長けてるので見やすいと思います。実際にはもっと詳しい方のチャンネルもありますが私のように何も知らない素人相手に用語をガンガン使われてもついていけないしその分これから紹介するのはカメラのとっかかりとしてすごくいいチャンネルだと思います。
Sonyユーザー。説明がとにかくわかりやすい。
動画がとにかくかっこいい。カメラを買う際に動画も考えてるなら見るべき。
写真の構図などをわかりやすく解説してくれる。
そして気になるものがあったらその商品を調べます。レビューや機能について調べたうえで家電量販店などのお店に行き実際に触ってみます。撮ることもできます。持った時のグリップ感だったり使い心地やシンプルに重さ。デザインは知っていたとしても実際に見ると色あいがちょっと違ったりします。店員さんに聞いてみて別の商品も勧められるかもしれません。そうしたらその場で決めずに再度自宅で調べなおします。高い買い物なのですぐに決める必要はありません。
メーカーで体験する
メーカーによってはお客様センターのようなものを設けていて様々な機種を試すことができるだけでなくレンズまでお試しが可能だったりします。私はFUJIFILMのカメラが気になったのでカメラを体験しに丸の内まで行きました。
FUJIFILMの場合は完全予約。もちろん無料。約30分相談を聞いてくれます。ネットで朝に予約して2~3時間後に取れたので当日予約は時間によっては取れます。私の場合欲しいカメラはほぼ決まっていたのでレンズの相談をさせてもらいました。私が購入予定のカメラに気になるレンズをすべて用意してもらい何度も試し撮りをして決めました。このシステムは素晴らしいので東京駅に行ける方は購入前に利用すべきだと思います。
ただ、こちらはあくまでも体験のみです。販売してますが定価なのでメーカーならではの保証はありますが私は買いませんでした。
購入先について
私は素人なのでとにかく検索しましたが買うものが決まってるならネットがいいのかなと思います。ただ、家電量販店は他社の値段を言うとかなり値下げ交渉に乗ってくれたりするので聞いてみる価値はありそうです。
私が買ったお気に入りのカメラFUJIFILM X-S10をご紹介します。
FUJIFILM X-S10
初心者にオススメと言われてる中では高価な方だと思います。私は動画も撮りたくてしかもこのFUJIFILMの色合いに惚れて買いました。
ちなみにFUJIFILMにしたきっかけをくれたのは
かつをさんのInstagramです。この雰囲気がいいなと心から思いました。
ちなみにかつをさんはYouTubeもやってます。
私が購入したX-S10は動画も写真も平均以上のものが撮れるカメラです。価格は本体13万円ほどでもちろん最上位モデルとは比較できませんが文句ない仕上がりです。
問題点はバッテリーがもたないことくらいです。
ここは買う前から知ってたので仕方ないと思ってますが1日撮ろうと思ったら予備であと3本は必要ですね。私はスマホ用に持ってたモバイルバッテリーを一緒に持ち歩くようにしています。
FUJIFILM XF35mmf1.4R
続いて一緒に買ったレンズを紹介します。FUJIFILMの中では人気が高い単焦点レンズ。
いわゆるズームができないレンズです。画角としてはスマホよりちょっと寄った感じでvlog用には向いてませんがポートレートなど人やペットの写真を綺麗に写せるレンズです。ボケも思いのままに作り出せます。
次に買う予定のレンズ
FUJIFILM XF16-80mmF4 R OIS WR
基本的にズームレンズを買えば単焦点が欲しくなる。単焦点レンズを買えばズームレンズが欲しくなる。そういうものだそうです。
これがあればある程度今持ってるレンズでできること以外の部分が補えるのかなと思ってます。ただ、このレンズが決して完ぺきではないのでまだわかりません。
今持ってるレンズの不満はないのですがVlogを撮ろうと思ったり街並みを撮ろうとすると画角が狭すぎるんですよね。なのでズームレンズを買うことによって写真の幅が広がると思ってます。
最後に
カメラは楽しいので私の場合買ってよかったです。ただお金は掛かりますのである程度目的を決めてから購入に踏み切ることをおすすめします。それぞれ目的によって購入するものが異なりますので。場合によっては無理に買わなくてもスマホで成り立つという方もいると思います。私の感想が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。