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こどもの日をざっくり解説[知りたいことだけまとめてみました]

カシヤです。大型ゴールデンウイークということで10連休を満喫してる方もいると思われますがケーキ屋としてはイースターの次のイベントであるこどもの日を取り上げておこうと思います。イースターについては以下のリンクにまとめてあります。

ここ数年よく聞く”イースター”ってなんでしょうね この記事はイースター(復活祭)をまったく知らない方に向けて超簡単にまとめたものです。お急ぎの方は下の目次まで飛ばしてください。 ...

端午の節句をかんたんに解説

詳しく知りたい方はWikipediaや他のサイトを検索してください。

5月5日をこどもの日または端午の節句といいますがこの二つは厳密にいえば別物です。

端午(たんご)とは

古代の中国から伝わったものをベースにしています。端午の意味は

  • 端…はじめ
  • 午…干支でいうところの馬にあたります。午(うま)の日のこと。また旧暦で5月を指します

月の初めの午の日のことを端午といいます。しかし、午の日は毎年変わります。2019年の午の日はこちらで見れます。

ちなみに2019年5月のはじめの午の日は9日です。

そうなんです。5月5日は端午じゃないのです。

どうやら中国から伝わった平安時代は5月のはじめの午の日だったようですが語呂合わせからわかりやすい5月5日になったようです。

 

節句(せっく)とは

こちらも中国から伝わったものを基に日本独自の文化や風習に変わり定着したもので、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日のことを言います。

五節句

江戸時代に幕府が祝日として定めた5つを五節句と呼びその一つが端午の節句です。

人日(じんじつ) 1月7日 七草の節句。七草粥。
上巳(じょうし) 3月3日 桃の節句・雛祭り。菱餅、白酒。
端午(たんご) 5月5日 菖蒲の節句。柏餅やちまき、菖蒲湯。
七夕(しちせき) 7月7日 たなばた。素麺。
重陽(ちょうよう) 9月9日 菊の節句。菊酒。

なぜ男の子を祝う日になったのか



昔は端午の節句の象徴である菖蒲の葉が剣の形に似てることや”菖蒲”が”尚武”や”勝負”と同じ読みであることから、端午の節句は男の子を祝う日となりました。


柏餅を食べるのはなぜか

柏餅を食べるのは柏の葉はなかなか落ちないことから

家系が途絶えないという縁起物として扱われていました。

兜や鎧を飾るのはなぜか

どちらも身体を守る防具なので災いから身を守るという意味で厄除けとしてとして飾られています。

なぜこいのぼりを飾るのか

もともとは中国の登竜門伝説から来てるそうです。そこから立身出世のための関門と結び付けて「どんな環境にも耐え、立派に成長するように」という思いが込められています。

登竜門伝説

流れの急な竜門という河を登りきった鯉は龍になるという伝説

こどもの日を超かんたんに解説

1948年に制定された国民の祝日。

こどもの人格を重んじこどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日

調べて驚いたのはこどもの日は母に感謝する日でもあるんですね。数日後に母の日を控えてるのでそれほど皆さん意識してませんがこどもの日が制定されたことにより、男の子だけでなく女の子も一緒になって祝うのが一般的になりました。

まとめ

こどもの日とはもともとは古代中国から伝わったものを基に作られた端午の節句が現代風に変わったもの。しかし中身は別で端午の節句は男の子を祝うもの、一方こどもの日は女の子も祝い母親に感謝する日でもあります。

 

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