私がYouTubeを始めた理由
ずっとパティシエとして働いてきましたが先日首の痛みと共に右手に力が入りづらいという症状になり休職することになりました。
この仕事をはじめ約15年。怪我したことは何度かありましたが今回のような慢性化した痛み。そして医者に転職をすすめられたのは初めてでした。
会社と話し合ってとりあえず3週間の休みをいただいたのですが
不安しかないですよね。
これから大丈夫なのか?
傷病手当というものがあって2/3の給料がもらえるようです。
ないよりはマシですがそれは無理じゃないか?
それで生きていけるのか?いや楽しく生きていけるのか?
飲食店でしか働いたことがなかったので他のスキルはありません。
転職っていってもねえ。
絶望です。
ただですね、ドクターストップが掛かった今、人生を見直すのはこれ以上にないいい機会だなと思いました。
重労働であるパティシエという仕事を続けたら毎日痛みと共に生きることになる。ケーキが作りたいなら今の職場を離れて別の事業に、カフェとかもう少し小規模のケーキ屋もある。
もっと別の視点で。
そもそも他にやってみたいことはないのか?
そういう流れから興味のあることを書き出してみました。
ケーキ作り…10年以上ひたすら真面目に取り組んできた。現在の本職。
料理…たまにする。美味しいと言ってくれるとまた作りたくなる。
カメラ…人の心を動かす写真や動画を作ってみたい。高校の時、職業適性検査にて一番自分に向いてる仕事としてあげられた。
映画鑑賞…映画が好きで趣味といってもいいほど人並以上に映画を観てきた。
英会話…全く話せないけど海外の人と話してみたい。洋画を字幕なしで観てみたい。英語を知ってる方が世界の見方が変わる気がする。
旅、グルメ…お出かけが好き。美味しいものを食べて感動的な経験を共有したい。
このように興味があるものを書き出してみると人との繋がりに興味があることがわかりました。共有したいならYouTubeやその他のSNSは合ってる気がしました。
調べれば調べる程YouTubeを続けるのは大変なことだと感じます。
それでもこの休職期間を大切に使いたいと思い、私はYouTubeを始めることにしました。
チャンネルを立ち上げるまでにしたこと
YouTubeをひたすら検索です。
「YouTube 始め方」
で調べるとすぐにやり方を説明してくれる動画がたくさんあがってます。
しかもYouTubeのチャンネルを作るのは結構簡単です。
10分ほどで作れるくらい簡単にチャンネルができます。
パソコンじゃなくてもスマホでできます。私はスマホで作りました。
スマホの場合アプリではなくブラウザからじゃないとできない工程があるのでそこだけ注意が必要です。
YouTubeを立ち上げてみて思うこと
今現在2つの動画を作りました。
内容は一言で言えばVlogです。
映像にこだわった作りをしたいと思って形にしましたが所詮素人。
他のユーチューバーが作る動画と比べると劣ってることに気付きます。
それは使ってるカメラなどの機材の違いなのか。
機材の使い方がわかってないのか。
構図や企画の問題か。
あるいは色合いや音楽のせいか。
理由が完璧にわかったわけではないけども今はそれでいいと思ってます。
なにより
数日前までの人生に絶望を感じていた自分より今の方が何倍も健康的です。
パティシエとYouTube
パティシエとYouTube作りはまったく似てないようで共通点があります。
正確に言うと私が培ってきたパティシエの経験からYouTube作りに活かせる点が3つあります。
始めたばかりの素人だけどこの感覚は断言できます。
1つは試行錯誤することで必ず成長できる。
こうした方がいいかなと考えて意識して作ることに意味がある。
2つ目は真似をすることで大きく成長する。
どの世界も一緒だと思うのですが手っ取り早く成長するにはできる人のやり方を真似すること。
3つ目。先ほどのものに少し似てますが作品をたくさん見ることで感性を養う。世の中にはどのジャンルにおいても”評価を得た作品、あるいは人物”が必ず複数存在します。パティシエはコンクールがあります。そこでは順位を付けられます。それを見て何が評価されてるのか。この何がいいのか。それを考える必要があります。そうすることによってセンスを磨くことができるからです。
最後に
荒削りな私の動画を見てもらえると嬉しいです。
私はここからスタートします。
一緒に新しいこと始めましょう。