前回スカイツリーでのすみだ水族館での記事を書きましたが今回はその続きです。
割烹 三友
12:40水天宮前駅
電車で移動中ずっとスマホとにらめっこ。
押上から15分くらいで着いてしまうので2人で気になるお店をピックアップ。
\参考にしたのはこちら/
大きなカキフライ定食のお店。営業時間が11:00から13:30という短さに驚いたけどそれで成り立つなら美味しいに決まってる。
食べたくてすぐに向かいました。お店に着くと店先の椅子に座って待ちます。すぐ僕らの後に続くように行列ができました。
お店の前には注意書きが!
おひとり1オーダー制。注文しない方は入店お断り。
小学生以下の入店お断り。
お持ち帰りはできません。
普段こういう割烹と呼ばれるようなお店に来ないからすごいなと、何かお堅い感じがありました。
すると目の前をさっと通過してお店に入っていく女の子が。
思わず「えっ?」と彼女と目を合わせてしまいましたが店内からは「おかえりぃ」。
お店のお嬢さんかな。入口が一ヶ所しかないのかな。
そんなことを思ってたらお店から店員さんが出てきました。
聞かれる内容が凄くシンプル。
- 何名様ですか?
- カキフライは2つ?3つ?
- ごはんの量は?
この3問だけ。それもそのはずメニューはカキフライ定食のみだから。
僕はカキフライ2つでごはん大盛り。
彼女はカキフライ2つでごはん中盛りで頼みました。店員さんに「300gですけど大丈夫ですか?」と言われてびびって小盛りに変えてました^^
僕らの注文が終わると店員さんは並んでる次のお客さんに聞いていきます。その流れは割烹というより人気のラーメン屋さんに近いものがありました。
待ち時間は10分くらいですかね。隣の天ぷら屋さんもきっとおいしいんだろうなと、気にしていたら満足げの顔をしたサラリーマンがたくさん出てきました。
思わず期待しちゃいますね。
そしてついに呼ばれました。
入店するとまず支払いから。
先払いって珍しいですよね。これもまたラーメン屋みたい。メニューがひとつだから追加注文もないし先に払ってしまった方がこちらとしてもいいかなと思う。食べ終わったらごちそうさまあって言って自分のタイミングで帰りたいから先払いはいいですね。
店内は決して広くないんだけど雰囲気がいい。
1970年創業ということで木材の感じとかたまらないですよ。
意外だったのは従業員がみんな若い。店主は2代目でしょうか。
目の前には釜が。ご飯は釜で炊くんですね^^
待ってる間もわくわくしますね。
ご主人のTシャツの袖をよく見ると平仮名で「さんゆう」と書かれてます。
僕はそこで初めて”みつとも”じゃないんだと気付かされます、、、
従業員がエプロンを脱ぎ始め店主が封筒を渡す。
「おつかれさま」「ありがとうございます」
どう見ても給料の受け渡し。
そして僕らの後ろを通って入口から帰る従業員。
「お先失礼します」「おつかれさまあ」
不思議な感じでした。
飲食店で僕も長く働いてますがこの店は自然体なんですよね。店内を子供が通ったり、給料をお客さんの前で渡したり、もっと言うと店員同士ずっとお話してます。。。
それも全部この木造の狭い建物だから許されるというか。それもひっくるめていいなと思わせてくれる。商売っていいところだけを見せようとしてしまいがちですが人間味のある所をいっぱい見せてくれた方が信用できたりするんですよね。
そんなことを考えてたらついにカキフライ定食が運ばれてきました!
衝撃ですね!!牡蠣を何粒まとめて揚げてるのかわからないほどの大きさ。
ネットで爆弾という表現で紹介されてましたが本当にげんこつ牡蠣フライって感じでしたね。彼女が言うにはカキフライ一つに対して牡蠣が最低6粒入っていたようです。
数えてたの~?
もうねお膳に乗ってる全部が旨い!
雑に食レポすると「日本人でよかったなあ」系のやつです。
食卓に岩塩があるのでまずはソースを付ける前に塩でお楽しみください。
美味しくないはずがない案件なんでね、しあわせ感じますねえ。
大盛りでもペロリですよ。
完食!
また帰る時ご主人の「ありがとうございましたあ」という元気な挨拶もいいんですよ。
美味しいお店は世の中たくさんあると思いますが人に勧めたくなるお店としてはかなり上位に入るお店です。店内の雰囲気と一緒に楽しんでもらいたい。
量は僕は丁度良かったけど彼女はお腹パンパンになってました^^
ただ、満足度は相当高いものがあります。
また来たいですね。
割烹 三友さん
おすすめのお店です!
たいへんおいしかったです。ごちそうさまでした!