融通
コンビニ店員(角田)・客(飯塚)・元コンビニ店員(豊本)
おすすめ度
いいことをおっしゃっていたろうが!
お店のルールを頑なに守ろうとする新人店員とそれを曲げさせようとする常連客。2人は揉め事に発展していた。そこへいつもの店員が客として入店してきた。
解説
接客業をしたことある人なら経験する常連の強引さが描かれている作品。2:1の構図で角田が悪者として描かれているが実際問題があるのはどうにかして自分の意見を通そうとしている飯塚の方だ。ただ、そんな面倒な状況で飯塚について初対面の角田を悪者扱いする豊本はいちばんめんどくさい。
お礼させてください
上司(飯塚)後輩(角田、豊本)
おすすめ度
また間違えた~のかな
飯塚と豊本は仕事が終わり会社から帰ろうとしていたところに角田が駆け付けた。2人のおかげで契約が取れた角田は報告をしに来たのだ。是非とも2人にお礼がしたいという角田だがついうっかり口がすべってとんでもないことを言ってしまう。
解説
まさに「口は災いの元」。最初の雰囲気と後半は全員の表情も関係性もまるでちがう。後半は見事な角田劇場でダメダメな男もここまでくると狂気を感じる。が一番の被害者は豊本。
そういう人
同僚(飯塚、角田)・会社の元アルバイトスタッフ(豊本)
おすすめ度
あんないく?
彼女が欲しい角田に同僚の飯塚はトヨミちゃんを紹介しようとしていた。角田も気合が入っていたがいざトヨミちゃんが入店すると2人の前でつまづき大きく転倒した。角田は心配しつつも、もう”そういう人”としか見られなくなってしまった。飯塚のフォローもありその場を何とかやり過ごそうとするが意外なところからトヨミの奇襲に遭う。
解説
同僚の2人の仲の良さがいい。トヨミちゃんという生き物と出会ってしまった2人のやり取りがおもしろい。角田と飯塚が組むことにより不思議と観客もトヨミちゃんのことを”そういう人”としか見られなくなっているからすごい。最後はスッキリして終わるので後味もいい。
課長の趣味
課長(角田)・部下(飯塚・豊本)
おすすめ度
ボク、コレ、イラナイデス
課長の自宅に招かれた飯塚と豊本は特製のキーマカレーをご馳走になりそろそろ帰ろうとしていた。その時角田が木彫りの孔雀を持ってきた。「持って帰れ」と言われたのでどちらが持って帰るかじゃんけんで決めることに。じゃんけんに勝った豊本はガッツポーズをして負けた飯塚は悔しそうだった。しかし孔雀を持ったのは負けた飯塚の方だった。疑問を抱いた角田は二人を呼び止めた。
解説
第6回単独ライブの「大丈夫です」のハイスペック版。それぞれの感情が描かれ奥行がある作品。角田が惨めなのは変わらない。
入居日
恋人同士サトシ(飯塚)とアキコ(角田)、友人(豊本)
おすすめ度
今言わないとみんなが不幸になる
サトシとアキコが同棲するので引越しの手伝いに来た友人の豊本。ひと段落ついてごはんにしようとしたその時アキコの口から思いもよらぬ言葉が飛び出す。
解説
角田が女性を演じる珍しいパターン。出オチの部分もある。明転してすぐに笑いが起こってる。アキコのまっすぐな性格と冷静な豊本の間で振り回される飯塚がおもしろい。
ゴンとのお別れ
動物の葬儀屋店主(角田)と息子(豊本)のところへ訪れた飯塚
おすすめ度
犬でしょ
愛犬ゴンを亡くし埋葬するために動物の葬儀屋に訪れた飯塚だがそこのご主人は耳の遠いおじいちゃんだった。
解説
非常にわかりやすい話。笑いどころもハッキリしていて比較的短い。
それぞれの災難
同じ職場の3人
おすすめ度
笹塚のドスケベ
仕事帰り飲みに誘ったものの二人に断れる角田。自分のペースで話す角田に2人からうざいとまで言われてしまう。
解説
東京03らしい長尺コント。何気ない会話の中にあるおもしろさにありそうでないシチュエーションを混ぜて自然体で送る話。少し長いがクスッと笑える部分が多い。