映画紹介

まさに映像革命!映画マトリックスのおもしろさをネタバレなしで解説

  • 大ヒットSFヒーロー映画
  • 人類と人工知能の戦い
  • 当時斬新な映像描写が話題になった作品

#27 マトリックス

基本情報



1999年

原題:The Matrix

上映時間:136分

監督:ウォシャウスキー兄弟

主役:キアヌ・リーヴス

サムネイル画像はAmazonから引用してます。


 

あらすじ

トーマス・アンダーソンは、プログラマーとして生計を立てています。まあまあな大手企業に就職した為、仕事もまずまず、それなりに幸せな人生を送っている類の人間に入るでしょう。しかし困った事に、トーマスはそんな平穏な日常では満足しきれなかったのです。彼は持ち前のパソコン技術を用い、”ネオ”という名でハッカーとしての活動を始めました。

決して安全とは言えない仕事にも手を出し、そのスリルにトーマスは酔いしれていました。そんな時です。ある日、トーマスのパソコンのデスクトップに、”マトリックスが見ている”という覚えのない画面が表示されたのです。反対に自分がハッキングされたのではと焦るトーマスでしたが、そんな彼の前に一人の女性が現れます。

彼女の名前はトリニティ、顔、スタイル共に抜群の美女でした。着いてくるように促すトリニティの誘いを断りきれず、トーマスは彼女の後を付き従います。すると、トリニティは一人の男性の元にトーマスを案内しました。その男の名前はモーフィアスという、非常に体格のいい男性です。

引用元:MIHOシネマ映画『マトリックス』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

マトリックスの魅力①設定がおもしろい

現実だと思っているこの世界は仮想世界だった。

本当の現実世界では人間はコンピュータ(人工知能)に飼われている。

プラグに繋がれ常に夢を見ている状態。今食べているごはんも現実には存在せずプログラムによって脳が美味しいと判断して成り立っている。人間のエネルギーは電池代わりとしてコンピュータの為に使われていた。

人工知能が力を身につけ人間に逆らい戦争が起こった。

この映画がおもしろいのは既に人工知能が人間をほぼ征服している状態から始まるところ。

主役のトーマス同様に視聴者も受け入れがたいもの。

「人工知能」はあと少しで完全に世界征服ができるという状態。

「人間」はピンチを助けてくれるヒーローの存在”救世主”を探していた。

マトリックスの魅力②映像描写

現実世界では古びた乗り物で人工知能から逃げ回っている。

しかしこの乗り物から仮想現実=マトリックスへ乗り込むことができる。

マトリックスではプログラミングによって欲しいものを手に入れることができる。全体的に暗い映像なので最初にネオが侵入したとき、無音で真っ白な空間にいるのが衝撃的だったりした。

本作は設定だけでなく映像技術も高くバレットタイムと呼ばれる特殊な撮影法が使われている。バレットタイムとは被写体のまわりを囲むように多数のカメラを設置して順番に連続撮影をするもので、こうすることにより被写体は静止もしくはスローモーションで動いているまわりを高速でカメラアングルが動く映像を撮ることができる。マトリックスでは何度も使われていて屋上で弾丸をかわすシーンが最も有名。

アクションシーンも多彩でワイヤーアクションもありいろいろ楽しませてくれる。

バチバチのSF映画だけど今まで見たことない世界観で映像革命とまで呼ばれた。

マトリックスの魅力③救世主ネオの誕生

主役のトーマスの変化が楽しめる。普通の人間から現実逃避したりバーチャルの世界を楽しんだり。

そして少しずつ自分を信じ始めたり。

反撃ののろしをあげるとこからはかっこよすぎて鳥肌もの。

まとめ

久々に観ましたがおもしろいです。映像作品として説明を聞いただけでは伝わらない映画で3部作ですが本作だけでもスッキリするので気になる方は是非どうぞ。

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