映画紹介

名優ロビンウイリアムズの演技力が光る映画「ミセスダウト」を解説

  • ロビン・ウイリアムズ主演の親子愛をテーマにした心あたたまるコメディ映画
  • 奥さんから三行半を突き付けられた子煩悩パパ女装家政婦として子供たちに近づく決意をする
  • 名優ロビン・ウイリアムズの主演作品の中でも人気が高い

今観ると流石に時代を感じます。

  • 映像そのもの
  • 現代とは比べ物にならない電話の子機の大きさ
  • 会話の中に出てくる名前がわからなかったりします

#22 ミセスダウト

基本情報



1993年公開のアメリカ映画

原題  Mrs. Doubtfire

監督 クリス・コロンバス

出演 ロビン・ウイリアムズ

上映時間 126分

アカデミーメイクアップ賞受賞(サムネイル画像はAmazonから引用してます)


あらすじ

失業した声優ダニエル・ヒラードは子供が人生のすべてと言えるほどの子煩悩パパ。常識にとらわれないユーモアセンスは時として思いがけない事態を招くこともあり家計を担ってる妻ミランダのストレスにもなっていました。そして長男クリスの誕生日に自宅で盛大にパーティを開き騒ぎを起こした結果ミランダから離婚の意思を告げられてしまいます。養育権を奪われ週1日数時間しか子供たちと過ごせなくなってしまったダニエル。ある日ミランダが家政婦を募集してるということを知ったダニエルはメイクアップアーティストの兄の力を借りて老婦人ミセス・ダウトファイアに化けます。こうして60代の女性になったアラフォーパパの奮闘記がはじまります。

ミセスダウトの見どころ①設定からしておもしろい

「ホームアローン」や「ハリーポッター」でお馴染みのクリス・コロンバス監督作品。

離婚して我が家から追い出されてしまったダニエルは女装と持ち前の演技力で”家政婦”という形で我が家に帰ってきます。ダニエルの演技に騙されたヒラード一家はミセス・ダウトファイアを家政婦として受け入れます。家事なんかまったくできない男が何でもできそうな貴婦人に変身しました。もう、ただで済むはずがありません。そして同時期にミランダの前に昔の恋人でありやり手のビジネスマン・スチュワートが現れます。この昔の恋人同士と、老婦人の謎の三角関係もまた見ものです。

ミセスダウトの見どころ②主役を囲む個性あるキャスト陣

ダニエルの子供たち

ダニエルは仕事こそ長続きしないものの父親としては超優秀。子供3人から愛されまくっています。その3人が自然体で演じてるためロビンウイリアムの大げさな演技が非常に際立ちます。次女ナタリーを演じたマーラ・ウイルソンが実にかわいらしいです。ちなみに長女リディアを演じたリサ・ジェイカブは「インデペンデンスデイ(1996年)」にも出ています。

ダニエルのおねえ系の兄フランク

メイクアップアーティストである”おねえ”お兄さんフランクはキャラが濃い。演じるハーヴェイ・ファイアスタインはロビンウイリアムズに負けないほど声がいいです。そして、彼もまた「インデペンデンスデイ」に出演してます。

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ダニエルの生活をチェックする家庭訪問員

ダニエルが何をしてもまったく笑わない真面目な女性。

バスの運転士

老婦人に変装してるダニエルに熱い視線を送る運転士。

スタジオの眠そうなカメラマン

映るのは一瞬ですがいい顔してます★

恋敵スチュワート

ミランダと再熱する二枚目のビジネスマンを演じるのは”5代目ジェームズボンド”ピアース・ブロスナン。彼の徹底したいい男っぷりがこの映画に深みを出しています。また、ジェームズボンドとして彼を見ると別のおもしろさが出ます。ボンドが老婦人から嫌がらせを受けます。007になるのはこの映画の2年後です。

ミセスダウトの見どころ③名優ロビンウイリアムズ

そして本作最大の見どころはやはりロビンウイリアムズの演技力です。彼が本作にもたらした要素は大きく分けて2つあります。

老婦人”ミセス・ダウトファイア”としてのコメディ要素

実際に声優をしてる彼ならではで、騙されて当然なほど老婦人になりきっています。完璧な女装。しかも60歳くらいの女性ということでここまで来るともう何をしてもおもしろいです。ひったくりにあったときの”返し”とか、音楽にノリノリで掃除したり、ほうきを使ったエアギタープレイなど外見がおばあちゃんにしか見えないためギャップで笑えます。

他にも生クリームパックのシーン。スチュワートへの嫌がらせとかクスッと笑える場面が多いです。

中指立てるおばあちゃんなかなか見ないですよね(*^^)v

子供を心から愛する父親としてのダニエル・ヒラード

ロビンウイリアムズが本作に与えてるもう一つの要素が子供を大切に想う父親という真面目な一面。ダニエルはやってることは滅茶苦茶ですが一貫して子供を愛してます。いつも冗談ばかりで子供のような性格のダニエル。ですが子供への愛情はたっぷりで、ふざけてるときと違って真顔で気持ちを正直に伝えるロビンウイリアムズの哀愁漂う演技は心をつかむものがあります。泣けるシーンではないかもしれませんが裁判で意見を言うところは私は観ていて胸が熱くなります。冗談を一切言わず笑顔も見せない実にリアルな演技です。

彼の言葉で印象に残るワードをいくつか挙げておきます。

パパの時間だ。パパの子供でもあるんだ!

養育権を奪われたダニエルがミランダの元へ帰ろうとする子供たちにいうセリフ。

子供に教えるのでなく一緒に楽しむことが大事です

ダニエルの子育て論の真髄ですね。

あとは詳細は書きませんが、2回目の裁判のダニエルのスピーチとラストシーンですね。

コメディらしからぬ、いやコメディだから作れた心あたたまる言葉でした。本作に込められたメッセージはここにあると思います。

2019年6月に実写版の映画「アラジン」が公開されますが、1992年に公開された”アラジン”の魔人ジーニーの声を演じていたのはロビンウイリアムズでした。ご存知でしたか(*’ω’*)

まとめ・感想

子供への愛をテーマにした本作はやはり素晴らしいです。全体を通してみるとコメディ映画ですがロビンウイリアムズの顔からにじみ出る優しさが親子の絆というものを考えさせられます。ロビンウイリアムズの他の作品もまた観かえしたくなりました。また、夫婦としての在り方というものも考えさせられるものがあります。本作は今の時代でもじゅうぶん楽しめますし、これからもずっと語り継がれる映画であること間違いありません。

ネタバレのあらすじはMIHOシネマで見ることができます。

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