映画紹介

映画紹介”96時間”あらすじ。誘拐された娘を探す元工作員は最強のオヤジ

ケーキ屋のカシヤです。2月も下旬になりもうすぐひな祭り。今日娘さんを喜ばせようとケーキ屋に慣れないお父さんが来店してひな祭りケーキを予約してくださいました。一見こわもての男性が照れながらケーキを注文する仕草にお店の女性スタッフ一同キュンキュンしてました。

今回はそんな娘のためにとことん奮闘するかっこいい親父が活躍する映画を紹介します。(サムネイル画像はAmazonから引用してます)

  • 主人公無敵系のアクション映画
  • 難しいことは考えずに容赦なく強い親父を観たい人にオススメ

#6 96時間

基本情報

2008年公開のフランス映画。

監督 ピエール・モレル

脚本 リュック・ベッソン/ロバート・マーク・ケイメン

主演 リーアム・ニーソン

あらすじ

アメリカの元工作員ブライアンは別れた妻レノーアと裕福な再婚相手と共に暮らす、17歳の実の娘キムと親しい関係を保とうと努力する。キムが友達のアマンダと二人だけでパリへ旅行に行きたいと、実の父であるブライアンに許可書へのサインを求めてくる。最初はパリ旅行は危険だとサインを拒んだブライアンだが定時連絡をすることを条件に許す。旅行当日、実際には二人がU2のヨーロッパツアーを追いかけようとしてることを知る。

パリについた二人はピーターと名乗る若い男と知り合い、タクシーをシェアしたために住所が知られてしまう。二人はアパートに着きキムがブライアンに電話をしているとアマンダが何者かにリビングルームで拉致されてしまう。キムはブライアンの指示で寝室に隠れるが、ブライアンはキムが見つかることを予期してこれから起こることを説明する。キムは連れていかれるなか電話に向かって誘拐犯の特徴を話す。誘拐犯は電話を取り上げるが無言のまま、ブライアンは相手を脅すが「グッドラック」とだけ答え電話を切られる。

ブライアンの旧友でかつての同僚サムによると、キムの誘拐犯の描写と電話の声から犯人は人身売買を目的としたアルバニアのマフィアだと推測する。彼らの犯行なら96時間以内にキムを見つけないと永遠に行方不明になるとサムは警告をする。

ブライアンはキムを探しに単身パリに飛ぶ。

96時間の注目点①ありがちな始まり方

本作は上記で書いた通り物語の始まり方はよくあるパターンのような気がします。純粋な女の子がちょっとませてる友達と二人で遊びに行く。道中トラブルに巻き込まれ母親は泣いてパニック。ヒーローが女の子を救出に向かう。王道パターンと言ってもいいでしょう。ありきたりの話ですがなぜ面白いのでしょう。

96時間の注目点②元工作員の特殊な犯人捜し

この映画のつかみ、すなわち観てるものを映画の世界観に引き込むシーンは娘キムが拉致されるとこにあると思います。彼女は父ブライアンと電話中に友達がさらわれるとこを目撃します。それを電話で聞いたブライアンは冷静にすぐ通話を録音しはじめました。そして犯人の特徴を話すようにキムに伝えます。友達の拉致現場を目撃し動揺を隠せないキムと対照に娘もさらわれることを悟り少しでも手掛かりをつかもうとするブライアン。元工作員という立場からどのようにして見たこともない犯人を追うのかが本作のストーリーとしての最大の見どころです。

96時間の注目点③主演リーアム・ニーソン

この映画ははっきり言ってこの人の素晴らしさに尽きます。公開時56歳のリーアム・ニーソンは渋い親父といった感じ。頑固な父親役も合ってます。前回の映画紹介で007カジノ・ロワイヤルを紹介しましたが観ていただけたでしょうか。ルックスが良く頭もいい、そして強い、ジェームズボンドは凄いですね。本作のブライアンも同じようなものですが大きな違いは年を取り現役を引退してるとこです。それでも強いです。本作のあらすじを例えるのならジェームズボンドの娘に手を出すような物ですから間違いなく犯人は助からないでしょうね。そんなことを思いながら観てましたがこのリーアム・ニーソン演じる父ブライアンは想像以上の強さでした。。一昔前の映画だと沈黙シリーズのスティーブンセガールのような容赦ない親父でした。たった一人の娘を救うために孤軍奮闘。いったい何人殺したら気が済むのだろうと思うほど行く手を阻む相手は欠かさず殺害。善人すら傷つける。うーんちょっとやりすぎ(-_-)

だが…かっこいい。

まとめ・感想

リーアム・ニーソン主演の映画で初めて観た作品です。彼が主演の映画の中でも3番目に好きな映画です。あと二つはまたそのうち書きたいと思います。本来娘が誘拐されたのでもっと主人公に同情できるはずなんですが悪人よりも残酷なことを淡々とするのでその部分を観る人がどのように取るかで評価が分かれる作品だと思います。ストーリーが直球な分、演技力がないと持たないと思うんです。その点リーアム・ニーソンは役柄がすごく合ってます。この作品がわかりやすく、いい意味で、いい意味で何も考えずに観れる映画です。だからこそ彼の他の作品も観たいと思うようになりました。ちなみにスターウォーズのクワイガンジン役の方だったんですね。髪型が違いすぎて気づきませんでした。

ハラハラドキドキのシーンは比較的少ないです。親父が強すぎるから。ちょっとやりすぎなとこがあって悪人側がかわいそうに思えるシーンが多数ありますがそれもひっくるめて”最強の親父”リーアム・ニーソンの”96時間”ぜひ観てください。

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