映画紹介

名曲が心に残る短編映画秒速5センチメートルをネタバレなしで解説

好きな映画の紹介をします。今日は新海誠監督の”秒速5センチメートル”です。新海誠と言えば2016年大ヒットした”君の名は。”がまだ記憶に新しいと思います。興行収入250億円突破っていうニュースも当時流れてました。宮崎駿監督と比較されることも増えています。今年2019年夏には新作”天気の子”の公開も控えているようで期待しちゃいますね。そんな新海誠監督ですが”君の名は。”しか知らない方も多いのではないでしょうか。他の作品も気になるという方にはぜひ”秒速5センチメートル”おすすめします。(サムネイル画像はAmazonから引用してます)

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秒速5センチメートルはアニメ以外にも小説版、漫画版がありそれぞれ若干の違いがありますがここではアニメ版について書いています。

#3 秒速5センチメートル

  • 新海誠の賛否分かれる作品
  • 気分転換に短編映画を観たい人にオススメ
  • 綺麗なグラフィックに心地よいメロディと名曲が流れる淡い青春の物語

基本情報

新海誠監督による劇場3作目の作品。(”君の名は。”は6作目)2007年公開の連作短編アニメーション

 

 

 

あらすじ

小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。

そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。

貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。

引用元:秒速5センチメートル公式サイト”ストーリー”より

秒速5センチメートルの魅力①連作短編アニメーションで観る新海ワールド

本作品は3話から成り立ってる短編アニメで全部合わせても約1時間という短い映画です。短いからいいという意味ではなく新海監督の良さがしっかり詰まっているのにこの短時間で鑑賞できるので比較的気軽に彼の世界に飛び込めるのではないでしょうか。彼の作品はすべて風景描写が細かく美しいという特徴があり新海ワールドとも呼ばれています。本作品でももちろん堪能できます。緻密さゆえについ画面の隅々までしっかり見てしまいます。2回目以降はお店に売ってる雑誌のタイトルや広告、看板など細かいとこまでまだ気づいてないものがあるんじゃないかと探してしまいます。ストーリーを楽しみつつそれとは別に新海ワールドの凄さも感じてください。

秒速5センチメートルの魅力②こういうのええやん第一話桜花抄

”桜の花が落ちるスピード”タイトルの意味をおしえてくれるところからこの物語は始まります。公式サイトのあらすじは短いので少し補足しますと
1990年代前半、東京の同じ小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は精神的に似ている所があり、互いに「他人にはわからない特別な想い」を抱いていた。 きっと同じ中学校に行きこれからもずっと一緒だろうと思っていた二人だが、明里が栃木への転校が決まり離れ離れになってしまう。それぞれ別々の中学校に進んだが文通で近況報告をしていた。中学一年の終わりごろ今度は貴樹が鹿児島への転校が決まる。今度はいつ会えるかわからない。転校する前に貴樹は明里に会いに行く約束をする。そして約束の日、夜7時に待ち合わせをして電車で明里の元へ向かうがその日はあいにくの大雪だった。

文章が下手でどこまで伝わるか不安ですがいかがでしょうか?こういうのよくないですか(*ノωノ)この第一話は”転校””電車の遅延”といった障害がふたりの間に立ちはだかるわけです。約束の時間に貴樹は間に合うのか。明里はそこにいるのか。という軽い緊張感があります。実際の中学一年生の男女を見てもなんとも思わないけどそこはやっぱりアニメならではでしょうか。

秒速5センチメートルの魅力③切ない新たなヒロイン

第二話コスモナウト

1999年種子島の高校3年生サーフィンが趣味の澄田花苗はクラスメイトに恋をしていたが、まだ想いを伝えることができずにいた。中学2年の春に東京から転校してきた男子のことを澄田はその日のうちに好きになってしまった。

そうです。その男子こそ高校生になった遠野貴樹でした。この第二話は貴樹に恋をした澄田の視点から描いています。第一話は桜の淡い桃色や、田舎の雪景色の薄暗くて白いシーンが多くありましたが、第二話は舞台を鹿児島に移して南国に来たかのように青空、夏の海といった明るい印象があります。澄田も仕草が可愛らしく、それだけに2人のやり取りはなんともいえず胸が締め付けられる思いで第三話へと話は続きます。

秒速5センチメートルの魅力④大人になった貴樹と明里が偶然すれ違う

第三話は始まってもすぐにタイトルが出ません。東京で社会人になった貴樹は仕事に追われる日々を送っていた。3年間付き合った彼女はいたが貴樹の心は中学生の雪の夜以来ずっと、自身にとって唯一の女性を追い掛け続けていたのだった。 一方明里も中学時代の貴樹との思い出を振り返っていた。ふたりともいつかまた一緒に桜を見ることができると思っていた。ここでメインタイトルと共に山崎まさよしの「One more time, One more chance」が流れます。ここで注意点ですが名曲に惑わされずしっかり映像を見てください。この曲が流れてるあいだ物語で語られていない二人の過去が途切れ途切れで流れます。そしていよいよ賛否両論の結末へ繋がるわけです

まとめ・感想

終わり方はいろいろな人の意見があると思います。そこは別としてもこの短時間のアニメで賛否がハッキリ分かれるほどの作品を作れることが凄いなと思いました。それだけ新海ワールドに引き込まれてる人が多いわけですから。笑えるシーンなんて一つもないのに、主人公の2人の心の距離とその距離が変わる速さをテーマにした作品というものには心に響くものがあります。宮崎駿をファンタジーとするなら新海誠はリアルをできる限り追究してるのかなと初見のときは思いました。”君の名は。”は少しSF入ってるかな。この夏”天気の子”が公開されるわけで楽しみですよね。まだ秒速5センチメートル観てない方短いので暇なとき、ぜひご覧になってください。以上です!

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