読書素人による本要約

【読書素人の要約】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

12冊目は自分が向かってる先は果たして合ってるのかを確かめるために選んだ1冊。

結論から言うとかなりおすすめできます。

仕事探しだけじゃなく人生の道標を作ってくれる1冊になるかもしれません。

注意点としては本気で「やりたいこと」を探そうと思ったら時間が掛かります。本書はあくまでも「やりたいこと」の見つけ方の教科書であって1日で読了できたのですが自己理解をするにはしっかりとした集中力と時間が必要となります。

でも本当にやりたいことを知りたい人にとっては有意義な時間なのではないでしょうか?

(サムネイル画像はAmazonから引用してます)

・どんな本なのか

・どんな人におすすめか

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 基本情報



著者 八木 仁平

出版 2020年

出版社 KADOKAWA

もう迷いだらけの生活には戻らない!自分探しを終わらせる自己理解の教科書

「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」

そんなエネルギーを持て余してしまっているあなたの人生が変わります。

「やりたいこと探し専門プログラム」を開発した著者が教える初めての本。
やりたいことは運命的に出会うものではなく、体系立てて論理的に見つけるもの。
やりたいことの見つけ方が3STEPで体系立てて理解できる、自己理解の教科書です。

引用元:Amazon


世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 概要

本書の流れは以下の通り。

①やりたいこと探しの誤解を解く

②自分の価値観を知る

③自分の得意なことを知る

④自分の好きなことを知る

⑤上記の組み合わせにより本当にやりたいことを見つける

簡潔にまとめると以上ですがこれらのことが体系立てて作られてるところが妙に腑に落ちる内容となってます。それぞれワークがあり僕は半生を振り返るいい機会になりました。

論理好きな人間にはハマる一冊です。

本当にやりたいこと=価値観×得意なこと×好きなこと

これが公式でそれぞれの探し方と注意点が細かく書かれてます。

僕が好きなのは探す順番も大事だと書かれてる点。

①価値観②得意なこと③好きなこと

この順番で探すのがポイントらしいです。やり方をここまで指定してくれると本当に見つかりそうな気がしてきます。

他の自己啓発本でやりたいことが見つからなかった人が本書にたどり着くのではないでしょうか。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 読んで変わったこと

僕は人生を変えたくて4月からビジネス書100冊に挑戦してます。

この本が12冊目ですが今までで一番時間が掛かってます。もう5回読み直してます。

それは理解できないからではなく、内容が人生に直結してるから深掘りしようとしたらめちゃくちゃ時間が掛かってしまうからです。

この本を読むからには絶対に「やりたいこと」を見つけたいじゃないですか。

僕自身は6月27日に読み始めて本日7月9日。ほぼ2週間をかけてとりあえず一つの結論が出ました。

本当は著者の八木さんに合ってるのか見ていただきたいのですが八木さんがおもしろい性格の持ち主でして、人の悩みを解決する大きなお仕事を職業にされてる方にも関わらず悩みを聞くのは苦手で、同じ繰り返しの作業も苦手な方なんです。でも学生時代からブログを書き始めて大学を卒業する頃にはブログだけで100万円稼いでいた方なのでタダ者ではないんです。

参考までに僕が本書を参考に2週間かけて出した成果は以下のとおり

①価値観 好奇心、敬意、健康、創造、共感。

②得意なこと 成長を楽しめる、継続できる、相手のことを考えて話ができる、問題を見つけ出せる、人を平等に扱う、ルールを守る、用心深い、役に立てる感覚を楽しめる

③好きなこと 動画作り、ビジネス、写真、料理、旅

たぶん八木さんからしたらまだ深掘りが足りてないのかもしれません。ただ僕の中では何か目の前が少し広がった感覚があります。正確性を考えると本に書かれてるたくさんのワークに答えた方がいいとのことですが、本書を読んで自分の価値観、得意なこと、好きなことが一つも浮かばないと言うことはほぼないとも思います。

各分野において細かいヒントが随所に書かれていルのですがこれが目から鱗だったりします。

価値観探しのポイント

価値観と目標は違う。

価値観は人生においての向かう方向。目標は途中のチェックポイント(距離)。

今掲げてる目標にモチベーションが湧かない場合は目標が価値観からズレてるから。「〜しなきゃいけない」「〜すべき」はどちらも自分の価値観ではない可能性が高い。「〜したい」と言う自分の中にある人生のコンパスとしっかり向き合うことが大切。

得意探しのポイント

得意なこととスキルは違う。

スキルはある分野にしか役に立たないもので後で身につけられるもの。得意なことは元々持ってる才能で仕事を変えても使える才能。

得意なことなら無意識にやってる癖に着目せよ。癖は所詮癖なのでいいも悪いもない。言い方を変えるとその癖をよく見れば長所になり、悪く見れば短所になる。

好きなこと探しのポイント

書店を歩き立ち止まった本のジャンルに注目。

その時、今後役に立つからと言う理由で止まったジャンルではなく。何故か気になって止まったところの方が好きなジャンルの可能性が高い。

「なぜ?どうして?どうすれば?」という感情を持つものは好きかもしれない。

 

好きなこと、得意なことが思いのほか出てきたがそれ以上に価値観を深掘りできたことがいちばんの収穫だと思ってます。本書にも書かれてますが価値観て仕事だけじゃなく人生においての指針なのでここからズレていたら何やっても楽しくないわけです。

今後この価値観を大切に生きていくことになると思います。

最後に

八木さんも仰ってますが自己理解によって出てきた「やりたいこと」はあくまでも(仮)であって今後アップデートしてどんどん精度を上げてく必要があります。

ただ普段ここまで自分と向き合うことってないですよね。若者だけでなく僕のようなアラフォーにも響く1冊でした。

あなたは自分のことを本当に理解していますか?

自己理解によって人生が変わるのは本当かもしれません。少なくてもそう思わせてくれるだけの説得力がこの本にはありました。

因みに八木さんはYoutubeも運営してます。動画を見て興味を持ったら本書を手にして自己理解をしてみるというのもいいかもしれません。

 

最後に、やりたいことは”自分”の中にあります。実現手段は”社会”の中にあります。やりたいことを探すなら実現手段を一緒に考えてはいけません。まずは自分と向き合ってやりたいことを見つけましょう。

 

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読書が苦手な僕は聴く読書「オーディブル」で読書を克服しました。

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