「ダンスフロアーに。。。」
このフレーズだけで浮かぶ曲がある。
発売された当時、私はまだ小学生で歳の離れた兄の影響で知った曲。
初めて聞いた時から不思議な感覚があり歌詞の意味はわからないけど大人の恋愛の歌という印象があった。独特なリズムで甘い雰囲気が漂い癖になる。間奏にラップが入りフィーチャリングという言葉もこの曲で知った。
ラップによりふざけた感じになると思いきやボーカルが真面目に歌うことでいっそう真面目な歌にも聞こえてくる。どことなく切なさもあり歌詞の言葉は本当に起こってることなのか。それとも全て妄想で実際は何も進展がないのか。あるいはこれから起こるであろう出会いに心弾ませ感情を高ぶらせてる男の子の脳内を表現してるのか。
いずれにしてもこれが後々いつ聴いてもノスタルジーな感覚へ連れていってくれるようになった。
小沢健二をテレビで見ることはあっても「今夜はブギーバック」を披露してるのは見たことがない。
それでも私の中にずっと残っていて中学、高校に進学して友達とカラオケに行く時思い出してはうたった。同世代は知らない人が多く、それでもみんな「いいね」と言ってくれる曲。曲調もそうだけど歌詞が青春時代に刺さるものがあるんだろう。
今夜はブギーバック 歌詞考察
”ダンスフロアーに華やかな光
僕をそっと包むよなハーモニー
ブギーバック シェイクイットアップ 神様がくれた
甘い甘いミルク&ハニー
1 2 3 を待たずに
24小節の旅のはじまり
ブーツでドアをドカーッとけって
“ルカーッ”と叫んでドカドカ行って
テーブルのピザ プラスモーチキン
ビールでいっきに流しこみ
ゲップでみんなにセイ ハロー
ON AND ON TO DA BREAK DOWN
てな具合に ええ行きたいっスね
いっスねーっ イェーッ!! なんてねーっ
よくない コレ? コレ よくない?
よくなく なくなく なくなくない?
KNOCK KNOCK!! WHO IS IT?
オレスチャアニ in the place to be
なんて 具合に ウアーッ ウアーッ
wait wait wait wait ガッデーム
って俺って何にも言ってねーっ
いや 泣けたっス “えーっ”マジ泣けたっス
フリースタイル具合にマジ泣けたっス
STOP CHECK IT OUT YO MAN
キミこそスゲーぜ BOSE MY MAN
その頃のぼくらと言ったら
いつもこんな調子だった
心のベスト10 第一位は
こんな曲だった
ダンスフロアーに華やかな光
僕をそっと包むよなハーモニー
ブギーバック シェイクイットアップ 神様がくれた
甘い甘いミルク&ハニー
1 2 3 3 to 2 1
キック!! スネア!! キック!! スネア!!
ごっさファンキーなベースライン
ここでしか見れない 景色
ここでしか吸えない 空気
吸って吸って はいてはいて
日は登り落ち 折り返し地点
コレ よくない? よくない コレ?
よくなく なくなく なくセイ イェーッ
イェーッ AND YOU DON’T STOP
しみたーっ!! シビれた 泣けた ほれた
これだーっ!! これだみんなメモれ
コピれーっ MAKE MONEY!!
その頃もぼくらを支えてたのは
やはり この曲だった
ダンスフロアーに華やかな光
僕をそっと包むよなハーモニー
ブギーバック シェイクイットアップ 神様がくれた
甘い甘いミルク&ハニー
1 2 3 CHECK THIS OUT!!
なぜなら 俺は新鮮だ
そして冷静 さらに さらに これが
聞いた事もないファンキーサウンド
さぁみんな拍手で迎えよう
“運命のファンク” スチャダラアニを
そうさそうさ やめるな みんな
続けろみんな このファンキーサウンド
街を歩けば オレを見るなり
女の子達 “好きーっ”と叫び
マイクを持てば 言わせんなよ
HEY YO BOSE まとめろ
とにかくパーティを続けよう
これからも ずっとずっとその先も
このメンツ このやり方
この曲で ロックし続けるのさ
クールな僕は まるでヤングアメリカン
そうさ今 君こそがオンリーワン
ブギーバック シェイクイットアップ 夜のはじまりは
溶ろけるよなファンキーミュージック
心がわりの相手は僕に決めなよ
ロマンスのビッグヒッター グレイトシューター 踊りつづけるなら
最後にはきっと 僕こそがラブマシーン
君にずっと捧げるよファンタジー
ブギーバック シェイクイットアップ 神様がくれた
甘い甘いミルク&ハニー
パーティ続き 燃え上がる2人
そうさベイビー 今宵のリアリティー
ブギーバック シェイクイットアップ 夜のなかばには
神様にありがとう
ワイルドな君 うるわしのプッシーキャット
僕の手に噛みついてオールナイトロング
ブギーバック シェイクイットアップ 夜の終わりには
2人きりのワンダーランド
Tututu…”
この曲のいいところは男目線のストレートな感情を表してるところ。
舞台はクラブ、当時はディスコとかなのかな。
ダンスフロアー、ラップパートのふざけたノリも度々使われる横文字の歌詞からもパリピ感が否めない中、ボーカルのまっすぐな彼女への思いは何とも言えないほど甘く切ない。
初対面の女性に惚れるということで見方によってはワンナイトを狙ってるチャラい男にも見える反面、普段は斜に構えた無骨な男が衝撃を受けるほど初めての一目惚れで一世一代を賭けたラブストーリーが始まりそうな雰囲気もある。
仲間と行ったいい感じのメロディが流れるダンスフロアーに一瞬の光が差す。突然目に飛び込んできた女性に一瞬で心奪われる。ONLY ONEの女性だった。冷静を装ってるけどどうにかしたい衝動に駆られる。
”心変わりの相手は僕に決めなよ”
彼女は他の男と一緒だった。或いは他に好きな男がいた。
僕なら君を幸せにできるという思いを込めて君を見続ける。
最後はハッピーエンドなのか、妄想で終わるのかどちらとも取れる歌詞で終わる。
繰り返し作り続けられるカバー曲
初めて聞いた時から30年近く経った。その間にたくさんのアーティストがカバーしてきた。
2023年もこの曲が聴けるのは嬉しい。
どうしても原曲と比べられてしまう。
仕方ないだろうな。切なさ淡い雰囲気は原曲には敵わない。
ただカバー曲もそこで勝負はしてないだろう。
曲調も今らしい感じで私は嫌いじゃない。
何よりもまたあの曲が聴きたいと思える感覚を作ってくれたのは嬉しい。
たまには好きな曲を紹介していこうと思う。
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