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おすすめの映画を紹介!岩井俊二監督【スワロウテイル】の魅力とは

ここでは単純に私の好きな映画を思う存分勝手な見解と共に感想を述べていきます。ここでは私がちょっと大人の世界を知った思い出深い大好きな作品を選びました。(サムネイル画像はAmazonから引用してます)

このカテゴリーは有名な映画を素人が好き勝手に紹介するだけです。

#1 スワロウテイル

  • 岩井俊二ワールド全開
  • 映画そのものが現代アートのような作品
  • 歌も魅力的

基本情報

1996年に公開された岩井俊二監督の日本映画。日本にある架空の町”イエンタウン”を舞台に集まった移民たちの物語。豪華なキャストが話題に、また作中のバンドYEN TOWN BAND名義で発売したシングルSwallowtail Butterfly ~あいのうた~も大ヒットした。

 

 

あらすじ


“円”が世界で一番強かった時代。一攫千金を求めて日本にやってきた外国人達は、街を”円都(イェン・タウン)”と呼び、日本人達は住み着いた違法労働者達を”円盗(イェン・タウン)”と呼んで卑しんだ。そんな円都に住む、円盗たちの物語である。
少女・アゲハ(伊藤歩)は、円都の娼婦であり唯一の肉親である母が死んでしまい、行き場がなくなってしまう。母の同僚の無責任な大人達にたらい回しにされる中、娼婦グリコ(CHARA)の元に引き取られる。胸に蝶のタトゥーをつけ美しい歌を歌うグリコは、それまで名前がなかった彼女に”アゲハ”の名前を与える。グリコもまた、”円”を夢見て上海から日本にやってきた円盗だった。彼女の周りにいるのも、彼女と同じように円を求めて日本にやってきた円盗達だ。アゲハが彼らと共に過ごして数日経ったある日、アゲハを強姦しようとしたヤクザを誤って死なせてしまう。彼の体内には一万円札の磁気データが記録されたカセットテープが入っていた。
ひょんなことから一攫千金のチャンスを得た彼ら。データを元に作った偽札で儲け、グリコは歌手としての道を歩むが……。

引用元:フリー百科事典ウィキペディア日本語版 スワロウテイルより
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%AB
更新日時 2018年12月5日 (水) 15:15

スワロウテイルの魅力①豪華キャストと世界観

ストーリー自体は日本に一攫千金を夢見た外国の若者たちが偽札を使って儲けようと企むが。。。とそれほど変わった話ではないわけで。ところが主役のCharaをはじめ三上博史、伊藤歩、江口洋介、渡部篤郎、山口智子といった主役クラスの出演者たちで固めているこの作品は今見てもおもしろい。それは昔の作品のため、山口智子きれいだったなあとか三上博史イケメンだなとかこの人も出てたんだ!みたいな発見もあって楽しめるというのもあるんですがそれだけではないんです。まず冒頭伊藤歩の英語によるナレーションではじまるのですが、この物語は”むかし円がいちばん強かった時代”という日本が舞台なのに歴史上にない架空の町の話なんだと説明されるのです。つまりですね、いつ見ても楽しめるんです。こんな時代は存在しないのでいつ見ても楽しめると思います。そういう意味ではSFのジャンルに入るのでしょうか。そして海外から出稼ぎにきた移民たちは当然純粋な日本語を話しません。英語、中国語っぽい言葉それからそれらと日本語を混ぜたような新しい言葉も出てきます。字幕が出てるので普通に理解できます。そうそう!この作品は邦画ですが全編字幕です。先ほど挙げた出演者もまともに日本語を話せるのは伊藤歩だけです。

この作品は、日本を舞台に出稼ぎにきた外国人たちを日本の役者さんが演じた日本映画です。

スワロウテイルの魅力②撮影当時15歳の伊藤歩

先ほど記した通りこの映画は彼女の英語によるナレーションではじまります。映像の演出の効果もあるが彼女の声の聞きやすさに一気に物語に引き込まれていく。伊藤歩が演じた役アゲハは物語において非常に重要な位置にある。アゲハは唯一の身内である母親が殺されて行き場がなくなってしまう。そんな中Chara演じるグリコと出会いそれをきっかけにたくさんの移民たち”イエンタウン”と知り合うことになる。この作品はイエンタウンたちの話だがそれと同時に少女アゲハの成長の物語でもある。純粋な彼女はたくさんの人と出会い良くも悪くもいろいろ吸収していく。序盤では無口な彼女が話が進むにつれて感情を表に出すようになり笑顔を見せる場面も少ないが出てくるわけで。

伊藤歩は本作品にて日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しているがそのことを知るまで僕はずっと彼女が主役だと思っていました。

スワロウテイルの魅力③今日は厄日だな あんた

これは渡部篤郎演じるランのセリフです。序盤で三上博史も同じセリフを言ってます。ランは何でも屋”あおぞら”の店主であると同時にある組織に所属する殺し屋です。これがまたかっこいいんだ。どんなときもクールでまわりのイエンタウンがお金が手に入って浮かれているときもひとり冷静なランですが仲間のピンチを助けることもあります。クールなランが走り出す瞬間いい顔してるんです。渡部篤郎の出演作品においてもランは一番かっこいいと思います。ちなみに二番はドラマ”ケイゾク”です。

スワロウテイルの魅力④女優Charaというアーティスト

この映画最大の魅力はやはり歌姫グリコを演じたCharaと彼女の歌声ですね。独特のしゃがれた声で囁くように歌うかと思えばシャウトするような強さを出したりで気が付けば引き込まれてますね。そしてエンディング曲”Swallowtail Butterfly ~あいのうた~”これがもう最高です。映画を観てないけど曲は知ってるって人も多いのではないでしょうか。これほど映画にぴったり寄り添ってるエンディング曲も珍しいのではないでしょうか。私はイントロを聴くだけでスワロウテイルの世界が頭に広がります。

感想・まとめ

私がこの作品に出会ったのは中学生でした。ここまで好きと言いつつも物語をはじめて観たのはレンタルビデオです。パッケージを見たときこの人もこの人も知ってるちょっと見てみようって感じで手に取りました。それまで映画と言ったらアニメ、あるいは笑えるコメディ、爽快でかっこいいアクションといったものしか見てなかった私にとってスワロウテイルは新鮮でした。笑えるシーンはなかったけどまた観たいと思える。心に何か残る感覚をこの映画から覚えました。実際賛否両論あった映画なんですけど僕は映像作品として人に紹介したい映画のひとつです。まだ見たことのない方から是非映画の感想を聞かせていただきたいです。以上です。

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