久々にゲームを買いました。昔はゲーマーで初めてニンテンドー64を買ってからPS2、PS3、PS4、Wii、PSPと様々なゲーム機に手を出しては飽きたら売って新しい機種を買うという所作を繰り返していました。
そして大人になりゲームとは疎遠になっていた2021年コロナ禍で外出する機会も減りそして何よりもテレビゲームと無縁の彼女が任天堂switchが欲しいと言い出しました。彼女がYouTubeで見てたのはとあるゲーム実況チャンネル。そこで遊んでいたゲームはオーバークック。(サムネイル画像はAmazonから引用してます)
かわいらしいコックさんたちが厨房を走り回り協力して料理を提供するゲームです。
まずはこちらの動画を見てもらえたらと思います。
プレイヤーは一人の料理人になって制限時間内にどれだけオーダーを捌けるかというのがゲームの肝となります。ステージごとにお店が変わり寿司屋で手巻き寿司を作ったりピザ屋でピザを焼いたりと様々な食材が用意されています。
このゲームは一人でできますが2人でやった方が楽しいです。おそらく、コントローラーを用意して4人でやった方がもっとおもしろいと思います。
ゲームの流れとして寿司を例にすると
①注文が入る
➁食材を出す
③米を炊く
④魚を捌く
⑤お皿にのりをのせる
⑥⑤のうえに③と④をのせると自動で海苔巻きができる
⑦提供する
⑧お皿を洗う
このような工程の繰り返しを協力してふたりでやるわけです。
引用元:任天堂公式ホームページ
公式サイトから借りたゲーム画面ですがカメラが俯瞰から捉えてるためステージ全体が見渡せます。つまり自分の動きと共に他のプレイヤーの動きも瞬時に確認できるので無駄な動きもハッキリわかります。
ふたりで遊ぶとなれば操作もシンプルです。
スティックで移動
その他使うボタンは3つで
- 物を拾う/置く
- ダッシュ
- アクションボタン(包丁でカットする/物を投げる/皿を洗うなど)
ポイントは物を投げるというところにあります。時間制限があるので如何に協力してどれだけ時間を短縮できるのかというのがこのゲームの醍醐味です。
言ってしまえばこのゲームは飲食店を舞台にした「段取り」に重点を置いたアクションゲームです。
本来技術を求められる包丁のカット、お皿の盛り付けや料理の味付けはすべてボタン一つで正確にやってくれます。
僕は飲食店で長い間勤務してきました。そのうえでこのゲームはプレイヤーの実際の料理の腕前は全く関係ないしましてやこのゲームから覚えられる料理の知識、技術は皆無です。
ですが飲食店で働いた経験は確実に役に立ちます。それが「段取り」の部分です。料理は必ず待つ時間があります。お湯を沸かす時間、物を焼く時間、ミキサーを回す時間。このゲームにもしっかりあります。待つ時間に何ができるか、これをやったら次に何をしようか、考えることが仕事と同じです。この部分は本当によくできているなと思います。
海苔巻きを作る話に戻りますが一人でひとつ仕上げるまでに待つのは③のお米を炊くという工程だけです。魚を捌くのも海苔をお皿に乗せるのもすぐできますがそれを最初にしてしまうとお米を炊いている間ただただ待つ無駄な時間が生まれてしまいます。
ところが先に米を炊いてしまえば炊いてる間に魚を捌いて、お皿に海苔を乗せる時間を作ることができるのです。そのあとちょうど炊けたご飯を取りに行けばロスが出ない。時間の短縮ができます。
そしてこれが2人になったときはまた違う問題が起きます。米を炊こうと思い2人共いっしょに米を手にしてしまった時とかは、やってしまった感がうまれます。その後は「私米炊くね」「じゃあ俺魚やるよ」とコミュニケーションをとるようになります。相手の動きを見て自分はこっちやってる間にあれをやってもらおうとか。もう、飲食店で働く上で必要な要素がほぼ詰まっています。
このゲームをやるうえで大事なことはイライラしないことです。
僕の彼女はゲームが決して得意なわけではないけど操作が単純でキャラクターもかわいいのでいつも楽しく遊んでいます。協力してクリアしたときの達成感は滅茶苦茶あるのでぜひ楽しんでほしいです。僕らはオーバークックをした時だけクリアすると自然とハイタッチしてます。
switchはダウンロード版とパッケージ版があってダウンロード版は売ることができないのとメモリーを使用するというデメリットもありますがパッケージ版より安いので僕はダウンロード版を買いました。
2000円台でこのクオリティなら僕は大満足です。ひとりで遊ぶのはちょっと違うかなと思いました。あくまでも誰かと一緒に遊ぶのがおもしろいゲームです。
参考までにユーチューバーの動画をあげておきます。
本田翼さんとゲーム実況系人気ユーチューバー2BROさんのコラボ動画です。楽しそうな雰囲気が伝わればいいなと思います。