映画紹介

次元大介と”ルパン三世カリオストロの城”の魅力

あのカリオストロが4Kになるそうです。7月24日発売。

アニメ映画でいちばん好きだという方もいるのではないでしょうか。古城から姫を救い出すという王道ストーリーにルパン三世のハードボイルド感と滑稽さがベースになっていて存分に楽しませてくれます。(サムネイル画像はAmazonから引用してます)

  • ルパン三世劇場版第2作
  • ジブリ作品でおなじみ宮崎駿の映画初監督作品
  • 約40年前の作品のため近年のアニメと比べると明らかに絵が粗いがそれもひとつの味として観てもらいたい

#14 ルパン三世 カリオストロの城

基本情報



1979年公開

原作 モンキーパンチ

監督 宮崎駿

上映時間 100分


あらすじ

かの有名な怪盗、アルセーヌ・ルパンの孫、ルパン3世もまた泥棒として活躍していた。世界を股にかける神出鬼没の大泥棒であるルパンは、狙った獲物は決して逃さない実力の持ち主。そんなルパンが次に狙ったのは、モナコが運営するカジノの莫大な売上金だった。

相棒の次元と共に難なく金を盗み出したルパン達は車の中で祝杯をあげていた。しかし、その時改めて紙幣を見たルパンは、それが偽札であることに気がつくのだった。偽札の中でも、それは最近巷で流行っているゴート札というかなり精度の高い偽札。

ルパンはそのゴート札の出所と思われる、カリオストロ公国へと向かう。カリオストロ公国は人口が3500人というとても小さな国。国に到着したルパン達は、不思議な光景を目にするのだった。なんと、ウェディングドレスを着た少女が何者からか逃げているのだ。そしてそのクラリスこそが、カリオストロ公国の大公家の唯一の生き残り、クラリス姫だった。ルパン達は、クラリスが男達から逃げられるよう手助けをする。

引用元:MIHOシネマ『ルパン三世 カリオストロの城』のあらすじ【起】より

次元がかっこいい



次元大介

国籍 日本

身長 178cm

体重 70㎏

カリオストロはほんとに名セリフ名シーンが多いです。あげたらキリがないですが私が個人的に好きなキャラ次元大介を中心に見どころを振り返ってみましょう。


どっちにつく?”オンナ!”だろうな

冒頭、パンクした車を直してると花嫁衣裳の女性が車でルパンたちの隣を通っていきます。続けて女性を追いかけるようにもう一台の車が通過したときルパンの目の色が変わり2台を追いかけ始めます。すぐに察した次元がルパンに放った言葉です。”オンナ!”とはルパンのセリフです。

くそっただの車じゃねえぞ!  アチッ!さて面白くなってきやがった

上記の続きですね。ここからカーチェイスシーンに入ります。女性を追いかける集団の車のタイヤを次元はマグナムで狙います。車が上り坂で少しジャンプすると同時にマグナムを構える次元かっこいいシーンです。しかしタイヤに当たったもののビクともせず、逆に手榴弾をお見舞されます。ルパンたちの目の前で爆発した手榴弾の爆風によりフロントガラスが見えなくなった二人はフロントガラスを割って本腰を入れて戦います。笑顔です(*^-^*)

ちなみにこのあと絶壁の崖を車がのぼっていきますがこのシーンの疾走感がいかにも宮崎アニメっぽいです。伝わるかわかりませんがもののけ姫の作風に通じるものがあります。

とぼけるんじゃないの

ルパンは助けた女性”クラリス”と10年前に出会っていたことを思い出しました。次元をほったらかしにして一人思い出に浸っていた時ついに次元の堪忍袋の緒が切れます。態度のおかしい次元に気付いたルパンが聞いたときのセリフです。優しい口調ですがこのあとルパンに関節技をキメます。

ふう!びっくらこいたぜ 面白くなってきやがった!

カリオストロ公国大公家に伝わる指輪を手にしたルパンと次元は謎の暗殺集団に襲われます。マグナムが効かない防具をまとった集団に攻められ劣勢に立たされ何とか逃げ切ったあとの言葉です。2度目の”おもしろくなってきやがった”です。

アクションシーンとしては緊迫感もあり冒頭のカーチェイス同様に好きなシーンです。

出番のないまま退却かよ

セリフの通りでルパンのクラリス奪還が失敗に終わったので何もしないまま五右衛門と一時退却します。五右衛門の名セリフ”またつまらぬものを斬ってしまった”はこのシーンです。

次元様だと… おっぱじめようぜ!

脱走を手助けした五右衛門と次元にクラリスがお礼を言うシーン。まっすぐなクラリスの言葉に次元もお口があんぐり。くわえていたタバコが落ちてあごひげに乗ります。しばらく乗ったままです。クラリスの言葉が2人を本気にさせます。クラリスが置いていったティアラをハットの上からかぶる次元。このときようやくあごひげからタバコが落ちます。

お姫さーん

次元のクラリスへの別れの挨拶。次元らしからぬシーン。少女相手に大声出して手を振ってます。これもクラリスの人柄ゆえでしょう。

全体的にルパンとの仲の良さがうかがえます。それが本作の魅力のひとつです。

次元の目が映るシーン

Wikipediaでは次元の目が映るシーンが3か所あると書いてあります。(2019年3月26日現在)でも私は4か所はあると思います。もっとあるかもしれませんが確認できたところをお伝えします。

  1. 約21分頃 謎の暗殺集団に襲撃されるシーン。人の気配を感じたところ「お宝でもよみがえるの…かな」
  2. 約68分頃 ルパンが肉やチーズを豪快に食べるシーン。あきれた目でルパンを見てます。
  3. 約82分頃 クラリスとルパンを見送ったあと一瞬ですがティアラをかぶり発砲するシーン。
  4. 約91分頃 時計塔の鐘が鳴ったとき。唯一このシーンだけ両目が映ります。

ギターを弾くオフの次元大介

休みの日にギター片手に短パンでくつろぐ次元がいました。

見た目で惹かれてぷらっと寄り道した動画でしたが聴いてみると本格的じゃないですか。それもそのはずプロのミュージシャンということで失礼しました。

話が少し逸れますが紹介をさせてください。chutaさんというプロのストリートミュージシャンできっかけは偶然見つけたYouTubeの動画ですがぜひ他の動画も聴いてください。この方の音楽はとにかく音色が素敵です。私はギターのことは何も知らないど素人ですが普通に作業中のBGMとして聞いています。今度聴きに行きたいと思えるほどの魅力の持ち主です。

まとめ・感想

ルパン三世”宮崎駿バージョン”といった感じで”宮崎駿”色が強い作品ですね。

  • 冒頭のカーチェイスシーンで崖をのぼる疾走感(もののけ姫っぽさ)
  • 食事のシーン。パスタといいうどんといい骨付きの肉を食べるシーン。おいしそうに食べますよね。(ラピュタにも美味しそうに食べるシーンがあります)
  • 主要キャラ以外の人物。ジブリ作品にも似てるような人物が出てきます。

今回次元を中心に書きましたが本当に名シーン、名セリフ、作画ミス(/ω\)が多い映画です。知らない方々に是非観てもらいたいですね!名作ルパン三世 カリオストロの城でした。

 

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