この映画で私はミュージカルが苦手でなくなりました
- 実在したショーマンP・Tバーナムのサクセスストーリーをテンポよく魅せるミュージカル映画
- 日本では2018年に公開され大ヒット
- 同じスタッフで撮影された『ラ・ラ・ランド』も大ヒットミュージカルでおすすめ
この記事はミュージカル映画を避けてきた映画好きの人間がネタバレなしで書いています。サムネイル画像はAmazonから引用してます
久々に好きな映画紹介をします。
僕にとって衝撃作でした。
苦手だったミュージカル映画を「おもしろくて、かっこよくて、また観たい!」とおもってしまったのです。
ミュージカル映画好きですか?
僕は苦手です。
子供の頃授業で昔のミュージカル映画「サウンドオブミュージック」を見たことがあります。いくら名作でも僕には退屈でした。それどころかミュージカルはもう見ない!と考えるくらい一種のトラウマ映画になってしまいました。別に作品に気持ち悪いシーンがあるわけでなく僕に合わなかっただけです。
あれから20年以上が経ちました。その間ミュージカル映画はディズニーだけ観てました。ディズニーは曲を知っていたので世界観にすぐ入れたんですけど他は避けていました。
そして知人の紹介で本作を観ることになりました。
といってもそれほど乗り気ではなく10分観て肌に合わなかったらやめようと決めて自宅で観ました。
結論から言うとオープニングでハマりました(笑)
そんな映画『グレイレスト・ショーマン』の紹介です。
どうぞお付き合いください。
#26 グレイテスト・ショーマン
基本情報
あらすじ
19世紀半ばのアメリカに、P.T.バーナムという少年が暮らしていた。彼は仕立て屋を営んでいる父親の仕事を手伝う日々を送っていた。家は貧しかったが、バーナムは幸せだった。それは、バーナムが一人の少女と出会ったためである。父の仕事で訪れた屋敷で一人娘として大切に育てられていたその少女、チャリティ。バーナムは美しいチャリティに恋心を抱くのだった。
そして、貧しくもユーモアや独自の想像力があるバーナムに、チャリティもまた惹かれるようになっていた。しかし、チャリティが遠くの学校の宿舎に入ることとなってしまう。二人の仲は突如として切り裂かれることになるが、しかし、二人の愛は変わらなかった。長年に渡り手紙のやり取りを続けた二人。その後父親を亡くし厳しい生活を強いられていたバーナムも、なんとか鉄道会社に就職を果たす。そして、バーナムはチャリティに結婚を申し込むのだった。チャリティは裕福な家を捨て、バーナムとの生活を選ぶのだった。
引用元:MIHOシネマ
『グレイテスト・ショーマン』魅力①変人バーナム
主役のバーナムは組織で生きていくのが決して上手ではありませんでした。それでも彼は無能なのではなくアイデアマンでむしろ有能な人物。そして行動力溢れる男でした。無職になったバーナムはユニークな人たちを集めて見せ物として商売を始めるようになります。バーナムは家族思いですが人を商売道具として扱うわけで少なからず変わり者ではありました。自分の容姿にコンプレックスを抱えている人がみんなに笑われるかもしれないと不安の旨を伝えたところバーナムは悪気なく「でもお金にはなる」と本人に言ってしまいます。
後先考えずに思いついたらすぐ行動。
情報があふれる今の時代リスクばかり考え動けなくなりがちな僕にとっては背中を後押ししてくれるものがあります。
『グレイテスト・ショーマン』魅力②楽曲の良さ
僕がハートを掴まれたオープニング。
製作会社は20世紀フォックスということで有名なファンファーレからはじまるわけですがファンファーレが途中で止まってしまいます。そして激しい楽曲と共にグレイテストショーマンの世界へガラリと変わります。無音で暗闇の中現れたヒュー・ジャックマン演じるバーナムがまあ~かっこいい!
と、このように本作は音楽なしでは語れない作品になっています。ミュージカルなので当然ですが。
ここでは好きな楽曲と使われているシーンについて少しお話します。
「上を向いて歩こう」的な歌です。前を向いて生きよう。 序盤で流れる曲で音楽に合わせて踊るわけですが後ろで踊ってるバーナムの子供たちがかわいいのでぜひよく見てほしいです。
本作の主題歌で劣等感を抱えながら生きてるユニークな人達がこれが私なんだと。このまま生きていくんだという決意表明で勇気づけられる歌でもあります。
好きな曲はまだまだあるのですがもうひとつだけあげるのならこちらですかね。バーナムの相棒的存在フィリップとサーカスの一員アンのラブソング的な役割。悲しい歌詞で切なさがありますが見入ってしまうシーンでもあります。
『グレイテスト・ショーマン』をおススメする理由
様々な人へ気分転換にオススメの映画として本作をあげることができます。
それは個性豊かなキャラクターが多くて演者の誰かにあなたが共感できるからだと思えるからです。
- 組織に順応できない
- 生い立ちが貧しい
- 好きな人がいる
- コンプレックスがある
- 大切な家族がいる
- やる気が出ない
- 気分が乗らない
- 音楽が好き
- 夢がある
上記のうち一つでも当てはまった方にはおすすめの映画です。
観ていてハッピーな気分になれてまた頑張ろうと思える素敵な映画だと思います。一人でも恋人と、あるいは家族で観ても楽しめる作品です。映画館で観たかったなあというのがあります。
なんでも思い通りにいくわけでなく失敗して挫折してそれでも夢を追いかける。そんな主人公と彼を心から応援してくれる奥さんと子供たち。これでもかとキラキラしたまぶしい映画。だけどこういうのもいいよねと思えるのは圧倒的に音楽の力が大きい。104分という長すぎない上映時間もまたいい。
今度の映画はぜひグレイテスト・ショーマンを観てみて!
以上で映画紹介終わります。
最後まで見ていただきありがとうございました。