唐突ですが僕は10年以上パチスロを打ち続けていました。
きっかけはギャンブル好きな兄の影響です。
パチンコにパチスロ手取り足取り教えてもらいました。
最初に大当たりを引いたときの喜びをまた味わうために時間を見つけてパチンコ屋さんに足繫く通いました。
また、僕が始めた2003年はパチスロが人気絶頂で一つの社会現象になっていたこともありまわりの友人も5人にひとりはパチスロ経験者がいるような時代でした。
その当時の収支は年間でみればマイナス50万円といったところでしょうか。
正確な数字はわかりません。メモしてるわけではないので。打ちたくなったらパチンコ屋さんへ行って財布の中身が無くなるまで打って帰る日々。
学生から社会人になるとパチスロで今まで負けてきた分をどうにか”パチスロ”で取り返そうと思うようになりました。どんどん悪い方向へ進みます。
ただ、ここから打ち方が変わりました。
この頃からゾーン狙い、天井狙いと言った攻略法が出始めました。
僕はそれから台選びを入念にして、いい台が無ければ打たずに席が空くのを待つということを始めました。更にこの日からパチスロの収支を書く癖を付けました。
そして年間収支がプラスになるほどになりました。
パチスロを引退した最後の年はプラス100万円でした。
30代になって友人が出世していく中、まだ同じ”副業”を続けていました。
ある日久々の同窓会で友人の一人に「時間もったいなくない?」と言われました。
その場はなんとなく流しましたが心の中に響いたものがありました。
パチスロで100万円稼いだ年は時給換算で2000円の立ち回りをしていました。
1,000,000÷2,000=500
僕は1年間に500時間パチスロをしていました。
500時間÷365日=1.369..
1日に約1時間半…ではないのです。
僕はいい台がなければ待つようにしていました。つまりパチスロで遊戯していた時間が500時間であって待ってる時間も合わせたら1日平均3時間ほどパチンコ屋さんにいたのです。
もちろんパチンコは大半のお客さんが負ける仕組みになってるのでその中でお金を稼いだことは凄いことかもしれません。
しかし、どんなに稼いでもほかの分野において役に立ちません。
自分が行動した分しか稼げないし人に自慢できることでもない。年齢を重ねれば重ねるだけ恥ずかしいことをしているのです。
ところが一度味を占めるとやめられません。
自分が動けばそれだけ稼げることを知ってしまったから。
しかもアルバイトと違って規則はありません。こちらがお客様なので。
まわりの人に迷惑を掛けなければお金がその場で支給されるのです。
30歳過ぎて何やってんだろうって思いますよ。
仕事帰りパチンコ屋さんに駆け込みひたすら打って家に帰って寝ての繰り返し。
そんななかついに出会いました。
ブログに。
ブログをが稼げるか稼げないかは二の次。
とにかく作業に時間が掛かるのがよかった。
パチスロはダラダラ打つのも、僕のように狙って打つのもどちらも同じで中毒性があります。
また、打ちたくなるのです。
その点ブログはいい。
きっかけは副業としてでも、発信することにより僕のブログを見て共感したり悩みを解決することができ誰かの役に立てているといういい意味での錯覚を味わうことができます。
慣れるまでに時間が掛かりいつの間にかパチスロのことを考えなくなりました。
パチンコもパチスロも勝ってる時は楽しくてまたやりたくなる気持ちもとってもわかりますが、先のことを考えると恐ろしいほど時間を損しています。
この記事が誰かの心に刺さればいいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。